2014年07月28日

仙台から米沢から会津若松へ

/伊藤商店陸前落合本店@宮城県仙台市青葉区にて冷やし海老天ラーメン/かまた食堂@山形県米沢市にていそあげ(中華)/支那そば熊文(くまぶん)@山形県米沢市にて中華そば/お墓参り/喜多方ラーメン来夢会津若松駅前店にて激辛味噌ラーメン(辛さ5)/

クリックすると拡大します
 今回のラーメン修業、全国制覇を目指していた頃とは違って朝はゆっくりしています。
 終電でホテルにチェックインして始発で出発、は、またやるかも知れないけれど、しばらくはお休みです。
 それでも今日は6時過ぎに出発、朝ラーで有名なお店へ向かいます。

クリックすると拡大します
 仙台で仙山線へ乗り換えて陸前落合(りくぜんおちあい)駅へ、線路の周りはかなり緑が多くて山奥に思えてかなりの人が住んでいるんだなぁ。
 駅から真っ直ぐ歩くこと数分で伊藤商店陸前落合本店@陸前落合(宮城県仙台市青葉区)、辺り一帯に朝ラーのラーメン屋さんがあるわけではなく、このお店だけのようです。
 店内はラーメン屋と言うより居酒屋風、カウンター4席に4人掛けテーブルが5卓、先客1人に後客1人とお客さんゼロにはならない入りです。

クリックすると拡大します
 空いていたテーブル席に座ってメニューを見ます。
 レギュラーメニューは喜多方系あっさりスープの「金の中華そば」、背脂入りこってりスープの「白の中華そば」の二種類で、各々にチャーシューを一枚減らしただけ(ネット情報より)の朝ラー500円が用意されています。
 夏季限定で冷やしを販売していたので、それをオーダー、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。

クリックすると拡大します
 程なくして冷やし海老天ラーメン780円、レンゲが別に用意されるのは久し振りです。
 料理名からある程度想像はしていましたが海老天が二匹とは思いませんでした、海苔天が付いているとは思いませんでした。
 天ぷらの食べ方が分からなかったので、せっかくなのでラーメンスープに浸して食べてみると、これがとても美味しい。
 海老は衣で増量なんてしていなくて殆どが身なので、ぷりっぷりに美味しい。

クリックすると拡大します
 かなり冷やされたクリアなスープは恐らく煮干しダシ(未確認)、氷を浮かべてありますが、最後まで氷は殆ど溶けませんでした。
 多加水の細い縮れ麺はちゅるちゅると啜れてとても美味しく、山形にいく前にもう気持ちは山形です。
 天ぷら以外のトッピングはメンマ、大葉、薬味ネギ、スープに臭みなんて感じないので、薬味ネギは要らないんじゃないでしょうか。
 スープまで飲み干してご馳走様でした、ああ、美味しかったです。

クリックすると拡大します
 さて、仙山線の殆どが陸前落合の隣の愛子止まりで、山形には1時間に1本しか走っていない。
 1時間に1本しか走っていない路線を超ローカル線と呼ぶ人も多いですけど、超ローカル線とは2時間以上に1本しか走っていない線路のことじゃないかなぁ。
 ま、他人のことはどうでもいいか、殆ど山の中を走って山形着。

クリックすると拡大します
 山形からは奥羽本線で米沢まで、この辺りの路線は一度乗ったことがあるから何となく記憶の端っこで車窓を覚えているものですね。
 赤湯で停まった時は、その時の胸の高鳴りと駅からの経路がまざまざと思い出されます。
 米沢から米坂線で南米沢まで、南米沢駅は無人駅で、初めて無人駅に降りた時は何とも言えない感動があったけど、今では特に何もありません。

クリックすると拡大します
 南米沢駅から歩くこと20分、途中、信号がある交差点は二カ所だけで、殆ど住宅街を歩いています。
 コンビニはともかく公共施設や学校があると道を覚えられるのですが、民家だけだと覚えられません。
 今ではGPS+iPhoneがあるので心配してませんが(完全に信用はしてませんけど)、地図と勘で道に迷いながらが前提の食べ歩きに比べたら、なんと便利になったことか。

クリックすると拡大します
 最後に橋を渡ってかまた食堂@南米沢(山形県米沢市)、たまたま開店時間ジャストに到着しましたが暖簾が出ていません。
 5分10分してみて何も変わらなければ電話してみるかなと待っていると、すぐに開店されました。
 二重ドアをくぐって店内へ、車椅子でも取り回しに困らないほどの広い空間で一人だと座り心地が悪いほどです。

クリックすると拡大します
 座った長テーブルが7人掛け、4人掛けテーブルが3卓、小上がりとして4人掛けが5卓。
 メニューは米沢ラーメンを筆頭にうどんやそばも販売されています。
 ここまで来て米沢ラーメンを食べないのはイカンのですが、珍しいメニューに心奪われてしまいました。

クリックすると拡大します
 程なくしていそあげ(中華)750円、麺はお蕎麦、うどん、中華から選べますので迷わず中華で。
 料理名から想像できるように、スープは鰹節ダシがメインで、冷たく冷やされていて、ゴクゴクと飲んでしまいそうなほど(飲んでしまいました)。
 自家製の手もみ麺はスルスルと食べられてとても美味しい、熱いスープにも問題無く合いそうですね。

クリックすると拡大します
 トッピングは天かす、ワカメ、カイワレ、刻み海苔、カマボコ、薬味ネギ、そして細かく刻んだ大葉が添えてあります。
 カマボコの上にはワサビも乗せられていて、食べている途中で溶けてしまって、自然に味変してくれます。
 途中、浅漬けのキュウリを頂きながら、スルッと食べてしまってご馳走様、美味しかったな。

クリックすると拡大します
 次の店まではちょっと遠い、ほぼ直線ですが徒歩1時間以上掛かります。
 日頃、身体に良いことを全くせず、運動も全くしてないので、一気に1時間も歩いたら今日は良くても明日、明後日が非常に心配。
 ですから30分を目処に休憩を入れます。
 コンビニがあればアイスコーヒーを飲むところですが、なければ木陰で腰を下ろして一休み、人の目を気にしている場合ではありません。

クリックすると拡大します
 休憩時間を除くと1時間5分で到着した支那そば熊文(くまぶん)@米沢(山形県米沢市)
 ちょうどお昼時ということもあってか、駐車場ほぼ満車、二重戸をくぐって店内に入ると満席、店員さんに人数を確認され、老夫婦客の座っていた円卓に相席となりました。
 目を上げてお会計どころの仕切り板に掲げられた板短冊のメニューを見ると、冷たいラーメンが見当たりません。

クリックすると拡大します
 念のため店員さんに確認したところ、冷し中華しかないとのことなので、スタンダードなラーメンをお願いしました。
 店内にはカウンター席は無く、2人掛けテーブルが3卓、4人掛けテーブルが4卓、小上がりとして4人掛けが3卓。

クリックすると拡大します
 あっという間に出来上がってきた中華そば550円
 「これが米沢ラーメンです」と教科書(何の?)に出てきそうな麺相です。
 鶏ガラと豚ガラの出汁に加えて煮干し出汁、煮干し出汁はえぐみを感じますが、「ウチは昔からこうで、これからもこうですから」との伝統の味わい。

クリックすると拡大します
 麺は多加水縮れ細麺、熟成させ過ぎて箸で持ち上げるとぼろぼろと崩れてしまいそうになりますが、これがいいんですよね。
 トッピングのチャーシュー、メンマ、海苔になると、必要以上に薬味ネギが散らされているのも米沢ラーメンの特徴かも知れません。
 スープはかなり量が多いのですが、すっきりした味わいにぐいぐいと飲んでしまいます。
 麺を食べ終わったところでスープも無くなっていて、ご馳走様でした。

クリックすると拡大します
 米沢駅まで歩いて40分なので、途中、北村公園で少し休憩して。
 休憩時間は電車の発車時刻との兼ね合いになりますが、余裕を持って公園を出ます。

クリックすると拡大します
 米沢駅、ついさっき乗り換えた駅にぐるっと歩いてまた着きました。
 一通りお土産売り場を見ながら、電車の発車時刻を待ちます。

クリックすると拡大します
 米沢駅からはつばさで福島まで。
 ラーメン修業では滅多に新幹線や有料特急に乗りませんが、今回ばかりは電車の便が無いので仕方ありません。

クリックすると拡大します
 福島から去年も来た地へ、駅に着いたら親族の方に迎えに来てもらってお墓参り
 私のことを知っているのであれば、このお墓が誰のお墓か分かりますので、あえてお墓の写真を載せておきます。
 親族の方に掲載許可を取ったのかとか、そもそもお墓を撮影していいのかとか、そういう話しは別の場所でやって下さい。

クリックすると拡大します
 お墓参りしたら自宅にてご焼香、その後、お清めでもないけど手料理をつまみながらビールを頂いて。
 まあ、毎年話す内容は変わらないけど、年に一度くらいはいいでしょう。

 1時間ほどで席を立ち、また来年来ることを約束して。
 郡山から磐越西線で会津若松まで。
 時間に余裕があるから、明日向かう喜多方に宿を取れば何かと便利なのですが、予算が合いません。

クリックすると拡大します
 駅を降りてホテルの場所を確認してから夕飯のお店探し。
 見つからなければコンビニで何か買ってと思っていましたが、五分ほど歩いて喜多方ラーメン来夢会津若松駅前店@会津若松(福島県会津若松市)へ。
 見るからにロードサイドの大箱チェーン店、店内もそのままで、U字カウンターが12席、4人掛けテーブルが5卓、小上がりに4人掛けが5卓もあります。

クリックすると拡大します
x 満席は想定していない店員さんの配置で、空いている席に自由に座ってゆっくりしているとお冷やを運んできて下さる感じ。
 チェーン店だからお客さんとの距離があるのが当たり前とする経営方針と、チェーン店であってもお客さんとの距離は個人店並みを目指す経営方針があって、両方あるからチェーン店通いは辞められない。
 メニューを眺めると塩、醤油、味噌、冷やし、つけ麺、と数え切れないほど並んでいるけど、税抜き/税込み併記なのは分かり易いとは言えない。

クリックすると拡大します
 程なくして激辛味噌ラーメン(辛さ5)660円(税込み712円)、大きめの丼に橙色の麺相。
 赤味噌と白味噌の合わせ味噌かな、私程度の舌ではよく分からない味わいで、辛さも「一番辛く」とお願いしましたが色づけ程度にしか感じられません。
 鶏ガラ、豚ガラ、野菜出汁ベースのスープはまあまあに感じました。
 平打ちの中太麺はやや縮れていて、本来ならスープによく絡むと思われますが、一日歩き回って疲れちゃったのか、よく分かりません。

クリックすると拡大します
 トッピングはチャーシュー、細いメンマ、ワカメ、青ネギと赤味噌と白味噌の合わせ味噌のようなスープにはちょっと厳し感じです。
 ビールを飲めば良かったなぁ、いや、レモンサワーでも良かったか(ドリンクメニューだけはなぜか税込み表記)。

 ホテルへチェックインして、デジカメの写真をパソコンにバックアップして、52歳最後の夜を楽しむことなく、就寝。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/102048009
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック