自分は一体どれくらい価値のある人間なんだろう?
私が転職を考え始めたときに、ふとこんなことを考えていました。
転職するのはいいけども、「実際自分の社会的な評価、市場価値はどれくらいなんだろう」と。会社の中にいると比較する相手も固定化しますし、限られた業務の中だけのパフォ−マンスなので、あるときは「もしかしたら自分、結構出来る人なのかも?」と思ったり、またあるときは「どんどん他の同年代に差をつけられていたらどうしよう・・・」と思ったり、結局よくわからないまま一人で混乱していました。
そして、困ったときはとにかく検索!ということで、素直に 「診断 市場価値」と入力して、検索したわけです。
すると、こんな感じ。
私の市場価値を判断してくれるテストがてんこもりです! なんて便利な世の中なんでしょう!笑
そして、これまた素直に私はここにあるほぼ全ての市場価値判断テストを行いました。
その結果は・・・
「よくわかんねー!」
それぞれ全然違うこと書いてあるし、年収ベースで出してくれてもどうにも幅が広すぎてピンとこない。一番「んんっ?」って思ったのは、大学名でだいぶ結果が変わるような印象で、それ価値っていうか、「ウケ方」じゃねえか?という印象でした。履歴書ウケがいいことと、市場価値とは、本来まったく別の話じゃなかろうか。。(信頼を担保するという理屈はわかりますが)
一応、結果は全部スクリーンショットで保存しましたが、本来知りたかったことは何も解決せずに、私の市場価値診断は終了しました。
私たちの市場価値は何でわかる?
さて、じゃあ私たちの価値は一体どうやって決まるんでしょうか。私があるお金の勉強会に出向いたときに、
「自分がもらえるお金の量は、もらえる「ありがとう」の量と比例しているよ。」
という言葉をたまたま聞きました。
なるほど。と思いました。市場価値とは、自分に集まる感謝の量って考えるのは確かにアリだな。と思ったんですね。私のしているその仕事は、どれだけの「ありがとう」をもらえてるだろうか。もしくは自分の持っている知識・スキル・マインドはどれだけの感謝を頂けるものだろうかということを考えました。考えまくりました。
そして「ありがとう」の量を見極める一つの秘訣は、
①たくさんの人に求められていて
②提供出来る人が少ない
ということなんだなとわかりました。
ダイヤモンドは、多くの人が求めていて、且つ数が少ない。だから高い。ちなみにダイヤモンドは日本のような土質では間違いなく生成されないということがわかっていて、現に日本で見つかったことは一度もないそうです。200カ国以上ある中で産出が認められる主要国はおよそ20カ国以下です。なので、ダイヤモンドには高価な値段がつきます。みんなが求める魅力があって、且つ提供出来る人が少ないからです。
ダイヤモンドって、食べれられるわけでも、特別な機能があるわけでもないのに。市場価値は相対的に決まるものなんだな〜ということです。
あなたの能力でもらえる「ありがとう」はどれくらい?
さて、では私たちがもらえるありがとうはどれくらいでしょうか。私たちが①たくさんの人が求めてくれるものを持っているか、それは②提供出来る人が少ないものか、それを考えてみたらいいってことですね。
例えば、誰も求めてないようなことをして、かつ、みんなができることであればそこに価値は生まれませんので、もちろんお金は発生しません。0点です。
誰かが欲していて、皆が出来ること。これだと価値はありますが、賃金は下がるでしょう。コンビニのアルバイトなどが良い例だと思います。これだと50点。
誰も欲していないけど、自分だけができること。コレは、価値になる可能性は圧倒的に低いですが、ハマれば価値はぐっと高まるかもしれません。ただ、求めてくれる人と出会うのには相当時間がかかりそうですが。。これだと、たまに100点。だいたい0点。
自分を含めた少数の人しか出来なくて、かつニーズが溢れているもの。これなら限りなく100点に近い状態になります。
あなたが提供できる能力・知識のニーズと、そのレア度はどれくらいですか?それがおそらくあなたの市場価値になりうるものです。そんな視点であなたの能力をもう一度考えて、かつそれを効果的に伝えるようになると、キャリアの幅もぐっと広がるかもしれないですね。
自分のことを何も知らない診断テスト君の判断よりも、自分で自分自身について考える方が、よっぽど気付くことがたくさんありました。感謝をたくさん頂けるような、本質的な市場価値を高めていきたいです。
おしまい
書いたのはこの人
- Twitter:@H0N0ji
- 都内大学で卒業後、国内最大手IT企業で3年勤め、教育の道へ。営業マン時代は新人賞を受賞。キャリア選択の適切な知識や視点がないことが原因で仕事を楽しめていない人があまりに多いことを実感し、社会に出る以前の”教育”の段階に注目。教育と民間企業が交わる場を数多く作り続ける。キャリア選択やライフスタイル、教育についての講演依頼を受けることも。
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