INTERVIEW

GOMA其の1

09/07/10

ゼロマガジン、今回はロングインタビュー企画!

日本を代表する世界最古の木管楽器、ディジュリドゥ奏者GOMAちゃんの登場です!!

少年期から高校時代の爆笑エピソードの連続。

意外と言うより、驚愕の過去が次々と明るみになります!!

第一回目から飛ばして参りますので心してお読み下さい〜!!!

GOMA.gif

Z:
今回は『GOMA da DIDGERIDOO』!
森本っちゃんのインタビューをやりたいな、みたいな。

G:
はいはい。

Z:
と言うよりも前から知っているのですが...今日は色々聞いて良いですか?。

いきなりなんですが、小学生ぐらいの時はどんな感じの少年でした?

G:
小学生の時は、とりあえず外で遊ぶのが好きでしたね。

家でゲームとかするのがあまり得意じゃなかったですね。

Z:
そうなんですか〜。

G:
小学校でちょうど任天堂とか出てきて...

Z:
流行ってましたね、ファミコン。

G:
ファミコンで遊ぶチームとかもあったんですが、俺は外で遊ぶのが好きだったので、探検とか山に入って行ったりとかそんなのばっかりして遊んでましたね。

Z:
そうなのですね〜。

G:
で、途中でブレイクダンスに出会いましたね。

Z:
それは何年生の時ですか?

G:
小学校5年生ですね。

Z:
5年生でブレイクダンス?それは何故ブレイクダンスにハマったのですか?

G:
最初は風見しんごさん、ですね(笑)。

Z:
ぼ〜く♪ぼ〜く♪困っちゃう〜♪ってヤツですね(笑)!

G:
『 涙のtake a chance 』です(笑)。な・み・だ・の♪take a chance〜♪take a chance〜♪

Z:
ああ、そっちのほうですね(笑)。

G:
そうそう!それで、初めてウェーブって言うヤツを観たんですよね。

Z:
家で?

G:
そうです。

テレビでやってるのを観て、『 何や!?あの動き! 』ってなって。
『 これはおもろいなぁ〜! 』って言って、次の日学校でみんなでやって遊んでたんですよ。

Z:
それは学校で...
『 昨日、風見しんご観た? 』って言って、『 うわ〜!観た観た!やろやあれ! 』みたいな感じで?

そこからすごくハマって『 ちょっとおもろなってきたな〜、ダンス〜! 』とか思ってたら...
友達の兄貴でブレイクダンスのビデオ持ってる人が居て。

Z:
ほぉ〜。

G:
そのブレイクダンスのビデオを見せてもらった時に、『 これはヤバい〜!!! 』ってなったんですよ。

それでもうスピン!とか。

Z:
それは外国のビデオですか?

G:
そうそう、ブレイクダンスの教則ビデオみたいなヤツです。

Z:
こうやったら回れる!みたいな。

G:
ヘッドスピンとかウインドミルとか、ポップとかね(笑)。

Z:
ポップとかね(笑)。 一応しますよね。 ロックとかね(笑)みたいな。

G:
そうそう(笑)。

それにハマって、そこからダンスにいきましたね。

ガッチリと。

Z:
マジっスか〜!小学生でブレイクダンスにハマって、 チームとか作ってたのですか?

G:
その時はまだチームとかは無かったんですけど、近所のスーパーで集まってって感じで。

Z:
ダンボールとか?

G:
ダンボールとか...
大きなガラス張りのドアとかあったから、そこの前で見ながら溜まってるみたいな。

それで中学校は...真面目な感じじゃなかったですね。

俺らのツルんでた奴らは。

その中でスケートする奴、ダンスする奴とかで分かれてて、そこに暴走族みたいな感じの奴も絡んで来て...

Z:
絡んで来て(笑)。
それはやっぱり、普通だったら絡んで来ないですよね。

G:
絡んで来ないですね(笑)...俺の地元はそういうの普通にあったから。

小学生の時に少年野球やってたんですけど、俺が中学に入学した時にそこの先輩だった人が
『 制服あげるわ〜 』って貰って着てみたら、えらく丈が短かったんですよね。

Z:
おっ!通称『 短ラン 』ってヤツですね(笑)!

G:
そ〜うそう(笑)!

Z:
ビーバップ ハイスクールだったら?

G:
ヒロシですね(笑)。

Z:
ヒロシが『 短ラン 』ですね(笑)!ヒロシ派?

G:
ヒロシ派ですね〜!『 短ラン 』とかよく分かってなかったですからね。

Z:
お母さんに怒られなかったですか?

G:
オカンもよく分かってない感じでしたね。

『 これ、えらい何か短いなぁ〜 』みたいな、そんな感じでしたね。

Z:
中学校入って、いきなり『 短ラン 』着て。

G:
その少年野球の先輩だった人が中学校に入ったら柔道部に入ってたんですよね。

その柔道部って言うのが溜まり場みたいな所で。

Z:
不良の?

G:
そうですね。
先輩がそこに入ってるから『 ちょっと来いよ 』みたいな感じでエスカレートしてきて。

Z:
え?柔道やってたのですか?

G:
柔道やってましたよ。

Z:
マジですか(笑)。

G:
その柔道も結構ハマって、面白かったですね。

Z:
締めたり、投げたり?

G:
そう。

Z:
締められたり、落とされたり。

でも、耳が綺麗ですよね。

G:
そうですね。

Z:
普通、柔道ガンガンやってる人って耳が潰れてますもんね。

G:
俺は全然大丈夫でした。
足とかはすごい扁平になりましたけどね。

Z:
摺り足で?

G:
ええ。

Z:
それで柔道は3年間やったのですか?

G:
バッチリやりましたね〜。

Z:
黒帯ですか?

G:
黒帯取りましたね。

Z:
おお!シブいですね!これは隠されたGOMAちゃんの過去ですね!

G:
そこは自動的に取れるような所でしたからね。

中学校の時に取るのはそんな大変な感じでもないです。

Z:
そうなんですね。

それで、柔道ハマりつつも、ブレイクダンス?

G:
そうですね。

ダンスとバイクとみたいな感じで。

Z:
バイクじゃ無いでしょ?暴走族(笑)。

G:
暴走族(笑)。

Z:
何か勝手に良い感じにしてるじゃないですか(笑)。

バイクって言ってますけど、『 族 』でしょ(笑)!

G:
そうっスね〜(笑)。 早い話がそんな感じですね〜(笑)。

Z:
単車の後ろでタコ踊りとかやってました?

G:
やってましたね〜。

Z:
ダンス活かされてますね(笑)。

『 あれ〜?森本っちゃんのタコ踊りちょっと上手いぞ〜 』みたいな。

G:
中学校は普通に悪かったから。

校舎のガラスとかもまんま無い感じだったし。

Z:
金八先生(笑)?

G:
そうそうそう。

でも、そこで育ったらそれが普通だと思ってしまいますからね。

Z:
そうですよね。

G:
そういう育つ環境ってすごく大事だと思いますよね。

Z:
そうですね。

G:
自分に子供が出来てそう思います。

Z:
僕もそう思いますね。

自分の若い時は不良な奴がいっぱい居て、それが普通だったんですよ。

自分の家が貧乏で風呂が無かったから、銭湯に行ってたんですけど、そこにはヤンキーが大量発生してて普通の客は来てないみたいな。

上下同じ服に何故か刺繍がいっぱい入ってて。

G:
本当にウチらのエリアとかはジャージに刺繍とか国士舘ジャージとか。

Z:
エンジとかね。

G:
服と言えばトラサルディとかそんなの穿いている人とか...

Z:
トラサルディ(笑)!あとディマジオ。

G:
ミッソーニとかね(笑)。

Z:
ブラックピア(笑)。

G:
もうその辺の感じでしたから(笑)。

Z:
今考えたらヤバいですよね。

ブラックピアとか。

上下ナイロンですもんね。

G:
ヤバい!でもそれが格好良いと思ってるエリアと言うか。

Z:
普通と言うか、あれでないとダメみたいな。

G:
だから中学校の時は...

Z:
トラサルディ着てました?

G:
トラサルディ穿いてたかも知れない。

Z:
犬のマークの?

G:
犬のマークですね!横に革のライン入ってるヤツ。

Z:
穿いてしまいましたか?(爆笑)

G:
穿いてた、穿いてた(笑)。

Z:
今のGOMAちゃんからはみんな想像つかないでしょうね(笑)!

G:
いや〜、想像つかないでしょうね。

Z:
パンチパーマあてて?

G:
パンチパーマは結構大きくなるまであててましたね(笑)。

その時は、パンチではなかったですけどもパーマあててましたね。

Z:
そうですか、革のライン入ってましたか〜。

G:
革のライン、入ってましたね〜。

Z:
上下お揃いの着て!ヤバいですね〜あの格好!だいぶ怖いですもんね。

G:
今から思うとかなりヤバいですね。

Z:
でもね、昔の人ってそれで不良の人かそうでないかって分かるじゃないですか。

今は分からないですもんね。

G:
確かにね〜。

Z:
あの時の不良は主張してましたよ!眉毛剃って『俺、不良やで 』みたいな。

今は普通の奴も悪いの居ますからね。

ちょっと危険ですよね。

G:
怖い!

Z:
普通に可愛い格好してるような子でもブツッ!てブチ切れる人いますからね。

G:
その点考えると昔は悪いのも素直でしたね。

金無いからカツアゲして金取ったりとか、分かりやすい事件が多かった気がするんですけども。

そう考えると今は難解な事件とか多いですよね。

Z:
今はそうですね〜。
それにしても、革にデニムでブレイクダンスやってた時期があったのですね?

G:
やってた時ありましたね。

本当にその時は興味持ったモノは全部ミックスするみたいな(笑)。

Z:
ダンスし終わった後に、練習終わったからちょっとバイクで流しに行くみたいな。

G:
そう、それでトラサルディにRUN DMCのADIDAS履いてたりとか(笑)。

Z:
スーパースター(笑)!ちょっと間違えてますよね!ファッション的にかなり間違えてますよね(笑)!

G:
そんなのとかもありましたね〜(笑)。

Z:
NIKEの偽物とかそんな感じでしたよね!トラ柄に『 NIKE 』って書いてあったりとか。

G:
でもやっぱりカルチャー的な刺激を受けたのはブレイクダンスでしたね。

そこからカルチャーっていう物に興味を持ち出しましたね。

Z:
ブレイクダンスは結局、めちゃくちゃハマってみたいな感じで。

技とか出来ましたか?

G:
結構出来ましたね。
中学入ってからは一時、熱が冷めたりしたんですけどね。

高校ぐらいになってまためちゃくちゃハマって。
その頃になってくるとディスコとかクラブとかそういうのに興味を持ち始めて。

で高校を行くと...

Z:
高校へは行ったのですか?

G:
高校行きましたね。

それでパー券とかを友達が扱ってるって分かって。

Z:
扱ってる(笑)!?

G:
それで(笑)、ジュビレーションというDISCOに行って。

Z:
ジュビレーション?

G:
そうそう。
そういう所で『 パーティーがあるから行こうぜ! 』みたいな感じで行ってダンスするみたいな。

Z:
それは行って遊びでダンスしてたのですか?

G:
そうです。
Z:
SHOWじゃないですよね?

G:
まだSHOWじゃないですね。

Z:
それは高校生ですか?

G:
そうですね。

Z:
1年生とか?

G:
はい!1〜2年くらいですね。

Z:
日曜日の昼間ですよね?パー券ですから(笑)。

G:
正しく(笑)!
マハラジャとかジュビレーションとか...
パーティー!パーティー!で遊びに行くようになってって感じで。

あとはサーフィンとかもね。

Z:
何でもやってますね(笑)!

G:
そうなんです(笑)。

Z:
まあ、南大阪の人っぽいですよねサーフィンやったりとか。

G:
海がすごい近いから、ちょっと一時期ハマりましたね。

嵐が来たら波が上がって『 出来るぞ〜! 』って言って、今はサザンビーチになってる樽井までサーフィンしに行ったりとか。

全然出来なかったですけど...『 ほんまに出来るんですか?これ〜? 』って言って。

Z:
『 出来るわ〜! 』みたいな?海にゴワ〜ッ!飲み込まれて、ブリブリ〜ッって水飲んでしまって?
『 言うなよ、でけへんやんけ!!!』みたいな(笑)。

G:
先輩が連れってくれてましたからね。

先輩が『 行くぞ! 』って言ったら、絶対に行ってましたね。

Z:
縦社会でNOとは言えないですもんね。

G:
俺、縦社会ってあまり嫌いじゃないんですよね。

Z:
あんまり鬱陶しくなったら嫌ですけどね。

適度な縦社会はね、日本男児としては良い感じなんですけども。

『 金集めろ 』とか言われたらキツいですね。

G:
イヤ〜、それキツい。

Z:
自分は常に集めさせられてましたけどね...お金集めるのはクリアしてましたけど。

G:
パー券売ったりとか、そういうの一時期ありましたけど。

Z:
暴走族のステッカー売らされたりとか?

G:
それはありましたね。

Z:
売ってましたか(笑)?1枚5000円とかで。

G:
売りましたよ。

普通にやってましたね。

Z:
じゃあ、ダンスやって、バイク乗って、サーフィンやって。

まあまあ忙しいですね。

G:
別に無理なくやってましたね。

その土地のエリアが遊びと言ったらそれぐらいしか無かったですね。

他に何か刺激的なモノがあるか?と言っても別に無かったし、雑誌で見たりして友達と...
『 これやってみいひん? 』みたいな感じでしたね。

買物行くって言ったら岸和田の商店街行ったりとか。

『 岸和田の商店街へ行く! 』ってなったらメッチャみんな気合い入れて行きましたね。

だから最初アメ村行く時とか、かなり怖かったです。

Z:
『 ちょっと違うぞ? 』みたいな。

G:
ええ。

『 よっしゃ!みんな..アメ村行くぞ!!! 』みたいな感じで(笑)。

Z:
気合い入れて(笑)!デニムに革ラインで(爆笑)!!!

G:
そうそうそう(爆笑)!!!

Z:
それはかなりアメリカ村ではかなり浮くでしょ!?ヤンキーの人は(笑)!

G:
かなり浮いてましたね〜。

Z:
みんなに見られるでしょ?

G:
見られますね(笑)。
最初、アメ村行った時に『 アカン...俺らアカン! 』って思いました(笑)。

Z:
(爆笑)!!
『 違う〜! 』みたいな!それは道頓堀の橋までですね。

G:
もう三角公園まで行っちゃうとね...

Z:
パンクとか多いでしょ?

G:
そうでしたね!
最初に三角公園に行った時にすっごいパンクでモヒカンに鋲ジャンで、火を噴いてる人が居たんですよ。

Z:
(笑)!

G:
もうそれ見て『 うわぁ、何やこの場所! 』って思って。

そっからアメ村が怖くてしばらく行けなかったですもんね。

Z:
もう『 違う〜! 』みたいな。

同じ人種が居ないから(笑)。

G:
『 先輩、俺達ほんまにこれでイケてるんスかね〜? 』みたいな(笑)。

Z:
(爆笑)!!!

先輩はそれで何て言ってたのですか?

G:
『 お...おお!イケてるんちゃう! 』みたいな感じでしたね(笑)。

Z:
イケてるけど、イケてないみたいな(笑)、先輩も帰って落ちたんでしょうね。

G:
かなり落ちてたんじゃないでしょうかね。

次の日から格好変わってましたから。

やっぱりトラサルディとかのああ言ったファッションは..。

Z:
トラサルディは東心斎橋ですね!西じゃないです。

難波の駅から歩いて行けば、心斎橋を右に曲がらないとダメでしたね。

左に曲がったらダメだったんですよ(笑)。

G:
そうですね(笑)。

そこからはストレートにHIPHOPへと入って行きましたね。

Z:
やっとですね!スーパースターは合ってたけど、ジーパンは間違ってたと。

G:
シャツとかも何か変な花柄のシャツとかでしたから。

Z:
(爆笑)!!!間違えてます、それ(笑)。

G:
高校に入ってからはHIPHOPで。

Z:
また研究してって感じで...まず服からですね。

G:
それでブレイクダンスのビデオとかも、もっと観るようになって。

服も『 統一したほうがええんちゃうか〜? 』ってなって。

Z:
何を買ったのですか?

G:
Tシャツを着てましたね。

その時はBOBBY BROWNとかM.C.ハマーとか、その辺の...

Z:
サルエルパンツですね。

それは前に韻踏合組合のヒダ君にインタビューした時、言ってましたね。

アメリカ村にサルエルパンツを買いにいったら、売ってなくて42インチのジーパンをそれっぽく見せてたって言ってましたよ(笑)。

G:
マジですか(笑)!

Z:
やっぱりダンスをやってる人は同じ行動ですね。

G:
そうそう。
アメ村で売ってる店が無かったので通販で買って。

Z:
通販で買ったのですか!?

G:
やっぱり、アメ村で売ってる店が無かったんで。

Z:
売って無いですよ、そんなの(笑)。

G:
売ってないんで...通販で調べて買いましたね。

Z:
おっ!それは正解の方へ行きましたね!
ヒダ君の様にジーパンじゃなかったんですね(笑)。

G:
そうですね(笑)。

Z:
通販は何で調べたのですか?

G:
雑誌ですね。

あの頃、何を見てたっけな...『 Fine 』とかそんな感じだったんじゃないですかね。

それでまとめて注文して買って。

Z:
到着しました?

G:
到着して、最初に穿いた時は感動しました!『 キタァァー!!! 』みたいな(笑)。

Z:
それでアメリカ村へ穿いて行ったら違ってたでしょ?

G:
違った(笑)。

Z:
また失敗してるじゃないですか(笑)!?それは絶対ダメですね!ヤンキーよりさらにダメです(笑)。

G:
だからそれはディスコとか行った時に穿くようにして。

Z:
ディスコで着替えてましたか?

G:
着替えてましたね。

Z:
電車乗っては無理でした?

G:
無理でしたね〜...最初は地元から穿いて行きましたけどね。

Z:
かなり見られたでしょ?

G:
南海電車はかなり引いてましたね。

Z:
『 あいつら何やねん、あの股上長いパンツ〜 』みたいな。

G:
それで髪の毛もソリ入れるのとか流行ってて。

Z:
BOBBY BROWNですね。

G:
そうそう。

Z:
どこでやってもらってたんですか?近所の散髪屋さんですか?

G:
近所の散髪屋で知り合いの兄ちゃんがやってたんですよ。

そこで『 ソリ入れてくれ〜 』って言って(笑)。

Z:
かなりNEW JACK SWINGって感じですね(笑)!

G:
最初は風見しんごでしたけど、その次にもう一回ガッチリとハマった時にはモロにM.C.ハマーとか、NEW JACK SWING。

BOBBY BROWNの世代の所でガチッ!っていったから。

そうこうしている内に『 ダンス甲子園 』が始まって、その頃に地元でよくダンスを一緒にやってた岸和田の連中とかがそれに出たりして。

『 スクラップアンドトラッシュ 』、『 今来た加藤 』や『 コケコッコカシマ 』とか(笑)。

Z:
それを観て、『あいつらテレビ出やがって〜!』とか思いました?

G:
『 あいつらテレビ出て〜! 』とは思いましたけど、その頃自分らはアングラ志向と言うか、『 ちゃうやん、それ 』みたいな感じでしたね。

『 ダンス甲子園に君達も出ないか? 』って誘いもあったんですけど、『 俺らはちょっと違うから 』って格好つけてましたね(笑)。

Z:
マジですか!それは高校2年生のぐらい?

G:
その時はもう高3でしたね。

Z:
なるほど......
ちょっと気になったんですけど、トラサルディのジーパンはどうしたんですか?

G:
トラサルディのジーパンは..もしからしたら家を探すとあるかも知れないですね。

Z:
置いてあるのですか!?

G:
探すとあるかも知れないですね。

Z:
捨てなかったのですね。

とりあえず選出して置いておこう、みたいな。

G:
捨てなかったですね。

Z:
それでBOBBY BROWNになって、そこからどんな感じで進んで行ったのですか?

G:
そこからはクラブとかに通うようになって、吉本興行の人と知り合ったんですよね。
それで吉本の人が『 君達、SHOWをしてみないか? 』って話になって。

その時、吉本がディスコを2つオープンするって感じになってまして。
それが『 Bay Side Jenny 』と『 Desse Jenny 』ですね。

土曜日にそこでSHOW DANCERをやってたんですよ。

Z:
へえ〜、そうなんですね!BOBBY BROWNで?

G:
そうですね(笑)。

Z:
それは何と言う名前のチームでやっていたのですか?

G:
チーム名とかは特に考えてなかったんですけど...
まあそれがゆくゆくは流れて『 トモダチ 』っていうチームになったんですけど。

Z:
『 トモダチ 』はもうBOBBY BROWNじゃなかったですよね?

チノパン穿いてたじゃないですか(笑)。

G:
BOBBY BROWNのパンツもね、『 これはやっぱり違うな! 』って思いましたね(笑)。

Z:
一瞬で(笑)?

G:
一瞬で『 これやっぱちゃうわ! 』って思いました。

Z:
それで『トモダチ』のメンバ−ですか?

G:
そうですね、地元で一緒にやってたメンバーと最初2人でやってたんですよ。

クラブに通い始めた時もそいつとずっと2人で行ってて。

その吉本の人に出会ったときも2人でやってた時だったんですよね。
それでSHOWをやる時は吉本の人が仕事を取ってきてくれる窓口になってくれてって感じでしたね。

Z:
なるほど〜。

『 トモダチ 』って4人グループですよね?

G:
そうです。

それで、そのSHOWって言うのが自分達の中で面白味に欠けてきて ...
『 ちょっと違う事やりたいな〜 』ってなったんですよ。

それで『 CIRCUS 』ってクラブがあったんですけど、そこに集まったてた人達で形成したダンスグループが『 トモダチ 』で、そこからまた動くようになったんですよね。

Z:
格好がダンサーっぽくなかったですからね。

G:
結構、ギャップを狙おうって話になってたんですよ。

みんなゴリゴリの格好してましたよね?

Z:
そうですね。

当時はD.K.N.YとかC.Kとか。

G:
CROSS COLORSとかね。

まあ、そういう服も着てたんですけどもSHOWの時は普通にアロハとか501とかそういうのでやろうぜみたいな感じになって、『 ダンスをピシッ!とやろう 』みたいなね。

Z:
あのダンスはピシッ!とやってなかったですよ(笑)!自分の見た限りでは(笑)!

チノパンをズリ下ろしてパンツに『 ト・モ・ダ・チ 』ってなってましたもんね。

G:
あれは完全に会場を盛り上げるのに(笑)。

Z:
エンターテイナーですね!

そう言えば『 DANCE DELIGHT 』!

GOMAちゃんは今や一万人集まると言われているあのイベントの第一回目チャンピオンですからね!!

G:
今でも若い子に言ったら、ビックリしますもんね。

Z:
それはビックリするでしょう!まあ、当時はキャパも小さかったですけどね(笑)

G:
いや〜本当ですよ(笑)。

マシーンさんもよく考えたら凄い事なってますもんね!

Z:
今やマシーン原田さんはヤバいですね!

G:
昔はナイナイの岡村さんとか、みんな居ましたからね。

Z:
そう言えば、阪急ナビオ前で居ましたね〜。

G:
チェリーさんとか、テディーダンさんとかね。

Z:
当時は(笑)。
でも、『 トモダチ 』はすぐに解散してましたよね?

G:
解散しましたね。

Z:
その頃、ダンスで『 怪獣ズ 』ってグループが居たんですよ!その人達は下駄を履いてたんですよ。

そういうのを自分は見てましたね。

ちょっと違う奴らみたいなのを。

その頃の『 トモダチ 』はハードコアパンクの要素が入ってましたね。

メンバーが好きだったのですか?

G:
好きでしたね〜!

Z:
メンバーの人にハードコアのライブで会った事ありましたね。

『 あれ?トモダチの人じゃないの? 』って。

あの大きい人。

G:
リョウですね!あいつはそういうの好きでしたね。

Z:
GOMAちゃんとあの大きい人と、あとツルツルで細い人居ませんでした?

G:
ユウヒですね。

Z:
その3人は憶えてるんですよ。

もう一人が思い出せないんですよね(笑)。

G:
それが地元から一緒にダンスやってた奴ですね。

Z:
そう言えばGOMAちゃんオカッパみたいな髪型してませんでした?

G:
オカッパでギザギザにしてましたね(笑)。

Z:
してましたよね(笑)!それで優勝してどうでした?

G:
すごい反響ありましたね!

なんかSHOWの話とかスポンサーの話とか、結構あの後に色々ありましたけど、メンバーの意識がその頃からひとつになって来なくて。

『 それだったらもう辞めよう! 』みたいな形になって。
惰性でSHOWをやっても仕方が無いので、それならキッパリと辞めようって事で終わりましたね。

GOMA1.gif

野球少年からダンス中学生になり、暴走族時代を経てサーフィン。

そして本格的にダンスにのめり込んだかと思うと、チームの解散。

その次なる道は?
次回は引き続きGOMAちゃんの過去を追っかけて参ります!!

内容も大いにご期待下さい〜!!!

次回更新日は7月17日です!お楽しみに!!!

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