東海 NEWS WEB
名古屋放送局WEBへ

マイエリア

地域ニュースを最大2つ表示できます。
都道府県を選択して、設定ボタンを押してください。

設定方法

ニュース詳細

稲沢市議 中国で起訴
07月29日 12時53分

稲沢市議 中国で起訴
3003365591_20140729130008.mp4

中国の空港で覚醒剤を持っていた疑いがあるとして逮捕された愛知県稲沢市の市議会議員が、違法な薬物を運搬した罪で中国の検察に起訴されました。
起訴されたのは、愛知県稲沢市の市議会議員桜木琢磨被告(70)です。
桜木議員は、去年10月、中国南部、広東省広州の空港で覚醒剤3キロあまりを持っていた疑いがあるとして拘束され、その後、正式に逮捕されていました。これまでの調べに対して桜木議員は容疑を否認しているということです。
広州市の人民検察院によりますと桜木議員を28日、違法な薬物を運搬した罪で起訴し広州の日本総領事館も確認したということです。
この事件では、桜木議員に覚醒剤の入ったスーツケースを渡したとされるアフリカのマリ人やギニア人の男も逮捕されています。
今後、桜木議員に対する裁判が広州で開かれることになりますが、中国では覚醒剤50グラム以上の運搬や販売などの罪で有罪になった場合、懲役15年か無期懲役、または死刑とされています。
起訴を受けて、29日稲沢市議会では、議長や議会運営委員長ら3人が集まり協議が行われ、31日各会派の代表による代表者会を開き、議会として今後の対応を話し合うことが決まりました。
野村英治議長は「起訴されたという結果について重く受け止め、議会を代表して市民に申し訳ないく思う」と述べ、「桜木議員の議員としての身分について議会としてどういう対応をとるのかが問われているのでそれを含めて今後検討していきたい」と話しました。