Google Chromeの拡張機能の一部には、ユーザーがブラウザを閉じたり最小化したりしても、ブラウザを起動させたままにするものが含まれています。この状態のままにしておくと、パソコンのスピードが落ちる、メモリ使用量が増える、バッテリーの消費が早まるなどの原因となってしまいます。

「OMG Chrome」は、Google Chromeを閉じたつもりでいても完全に閉じられているわけではない、という現象が起きる理由について、以下のように説明しています。

Google Chromeにインストールしたアプリや拡張機能の種類により、こういったことが起きたり起きなかったりします。たとえば、新着メッセージの配達通知やIRCチャットを使用中にしておくといった機能を維持すべく、ブラウザを起動したままにしておくように、アプリや拡張機能が要求するのです。

Googleはそれらが起動しているかどうかを簡単に確認できるようにしています。システムトレイにあるGoogle Chromeアイコン（表示されていない場合は、画面右下の三角形「隠れているインジケーターを表示します」を押すと表れるはずです）をクリックすれば、アクティブになっているアプリの一覧から、終了オプションにアクセスできます。

また、通常、バックグラウンドでGoogle Chromeを起動させておくことは便利なのですが、ノートパソコンのバッテリーをできるだけ長く持たせたい場合や、メモリ使用量を削減したいのならば、システムトレイのアイコンをクリックして、「Google Chromeのバックグランドでの実行を許可する」という項目のチェックマークをはずしてください。

手順はこれだけです。バッテリーにさほど問題がないようなら、この設定を元に戻したくなるかもしれません。その場合は、Google Chromeの設定画面を開き（またはオムニバーに「chrome://settings/」を入力して開く）、「詳細設定を表示...」というリンクをクリックし、下までスクロールします。「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」のボックスにチェックを入れると、再びバックグラウンドで起動を再開します。

Stop Google Chrome from Running in the Background on Windows | OMG Chrome

Mark Wilson（原文／訳：Conyac）