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【プロ野球】

村田 豪快スイングで巻き返す

2014年7月29日 紙面から

 27日の中日戦(ナゴヤドーム)でスタメンを外れた巨人・村田修一内野手(33)が28日、巻き返しを誓った。27日は途中出場の機会もなく、2009年9月21日の阪神戦(横浜)から続けてきた連続試合出場が「676」でストップ。心機一転を期す村田はどん底からはい上がる決意とともに、黙々とバットを振り続けた。

 「またやり直すではないですけど、また明日から頑張ります」と村田。京セラドーム大阪で実施された全体練習では自らのスイングのチェックポイントを確認。「小さくなっているところを修正しました」と振り返ったように、長距離砲らしい雄大なスイングで外野席へ白球をたたき込んだ。

 後半戦は15打数2安打1打点。業を煮やす原監督は前日のショック療法に加えて、この日も厳しい言葉で叱咤(しった)を続けた。フリー打撃を見ながら「85試合で打点が41。考えられないよな…」。ケージを2つ並べたフリー打撃でコンビを組んだのが、村田とは日大の同窓生で、こちらも調子が上がっていない長野だったことから「校歌を流したらいいんじゃないかな」とまでつぶやいた。

 しかし、ムチの連続は期待の裏返し。「全員で戦う」という今季のスタイルの中で、背番号25の力を必要とする時は来るはずだ。「きょうは遠くに飛ばすことをイメージした」と語った村田。まずは大アーチを放って、信頼を取り戻す気持ちでいる。 (川越亮太)

 

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