- [PR]
事件
1号機建屋カバー撤去できず 福島第1、放射性物質の飛散対策不十分
2014.7.28 14:36
(2/2ページ)
東電は飛散抑制対策として、作業時に散水したり、ちりを吸引する局所排風機、防風シートを導入。設備機器の開口部をふさぐため大型の風船も用意した。
ただこれらの対策の効果は不透明だ。福島県廃炉安全監視協議会は今月17日、原発を視察した上で「飛散を防ぐ万全の対策と十分な情報提供を」と求めた。
屋外での作業となるため、強風などで放射性物質が飛散するリスクを抱えており、東電は「ステップ・バイ・ステップで慎重に進めていきたい」としている。(原子力取材班)
関連ニュース
- [PR]
- [PR]