こういう、なんてことないリアルなコミュニケーションが大切だったりするんですね。
ニッポン放送『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』の2014年7月19日放送分より。
先日、GLAY関連の企画を行い、そこでいろいろなGLAYに関するトークがあった『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』。
例えば、「GLAYのラジオを聞き忘れた話」とか、「5人目のGLAYは誰だ?」みたいな企画など様々なお話がありましたが、そのなかにアルコ&ピースの平子さんががGLAYと初めて出会ったときのエピソードがありました。
この日の放送のなかでこのエピソードが特に強烈に印象に残っているので、今回はそちらをご紹介したいと思います。
しゃべるひと
アルコ&ピース(平子祐希さん、酒井健太さん)
酒井:下手したら、歌えない曲がないくらい好きですもん。
平子:いやいや、俺もそうだわ。
俺、思うの。GLAYは世界を救うんじゃねぇかって。
酒井:はっはっは(笑)
平子:10年以上前の話になるんだけど、お台場のホテルで警備員のアルバイトをしてたの。
酒井:あぁ、はいはい。
平子:お台場のスタジオなのか、野外でなのかわからないけど音楽のイベントがあったらしくて、そのホテルの一室がアーティストたちの待機場みたいになってて。
俺が、受付のところに座ってて、みんなが入ったり出たりしてるのね。
酒井:はい。
平子:そしたら、関係者がGLAYを引き連れて…、
酒井:えぇ?
平子:ちょうど出て行くところで。
酒井:おぉ!
平子:で、受付の俺の目の前を通るわけじゃん。
一応俺は出て行く人と入っていくみんなに「おつかれさまです〜」って言ってるんだけど、社員ですら無視するわけですよ、みんな。
酒井:うんうん。
平子:で、GLAYが通るときに「おつかれさまです〜」って言うじゃん?
4人が4人とも、きちんとこっちを向いて、頭を下げて「お疲れさまです」って言ってくれたの。
酒井:うわぁ、すげえな。
ちょっとテンポやニュアンスが伝わり辛いですけど、このときの平子さんのトーンは、GLAYの方々のその態度に心から驚き、本当に感動しているようでした。
突き詰めると、すべては人と人のやり取り
ここでとても印象的だったのは、たかが「挨拶」をするだけで、警備員であった平子さんの記憶に10年以上残り続け、なおかつ「GLAYは礼儀正しい」というイメージを持たれているところです。
普通に生きていると10年前の出来事なんてほぼ忘れてしまっているものですが、しっかりとおぼえているということは、この出来事は当時の平子さんにとって相当強烈なインパクトを残したのだろうと思います。
ここで感じたのが、結局仕事でもなんでも人と人とのやり取りなのだということ。
おそらくスタッフや社員の方は超忙しく、警備員を「警備員」としか見ることができなかったのでしょう。そんななか、GLAYの4人はその存在と働きに敬意を払っていたため、自然と挨拶ができたのだと思います。
そしてそれは、仕事にも反映されます。事実、このラジオでこの話をしたり、それまで以上に「GLAYが好き」という気持ちが強まることにも繋がっていることと思います。今後、共演するなんてことも十分ありえるわけですしね。
「芸能人はいいヤツじゃないとそもそもテレビに出られない」なんてよく言いますが、そういうことだったのかと腑に落ちましたね。
「働く」ということを「傍を楽にする」と昔の江戸の人は捉えていたそうですが、結局仕事は人と人のやり取りが全てなのだとと感じるわかりやすいエピソードではないでしょうか。リアルな繋がりが希薄になりがちないまだからこそ、こうして原点に立ち返ってみることが大事なのかもしれません。
番組情報
放送時間:25:00〜27:00
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