2014/07/29|

おもしろ

懐かしさ満載!大人が全力でミニ四駆を遊ぶとこうなる

大人になって、居酒屋でお酒を飲みながら懐かしい話をすることとかありますね。
20代だとハイパーヨーヨー、ポケモン、ミニ四駆、ドラクエモンスターズ、たまごっちなど…

ミニ四駆とか懐かしいですね。
男なら、子供の頃レッツ&ゴーを見ながら、速いミニ四駆をつくってプロになる!なんて気持ちを抱いた奴がクラスに1人はいたはず。かくいう自分もミニ四駆と一緒に走ったり、「かっとべマグナム!」といえばマシンがすさまじい回転と共に空中を舞うと思っていた頃がありました。

しかし、子供にとってミニ四駆って高額なんです。マシン本体は600円で、パーツをいろいろ揃えると数千円してしまいます。また、走らせるためのコースは数万円するものもあり、パパに頼んで買ってもらうしか手段がないんですよね。

そこで、ふと思ったんです。

社会人になった今なら買えるんじゃないか?

社会人として給料もらってるし、ミニ四駆を買うお金は持ち合わせているはず。

子供のころの夢
「めっちゃ速いミニ四駆をつくりたい!」
これを今こそ叶えるべきだと。

まずは事前調査から

ミニ四駆で遊ぶためには、1.マシン2.コースが必須です。
速いマシンをつくり、そのパワーを活かすためのコースを用意しなければなりません。

まずは、事前調査からスタートです。
何事にも事前調査は大切ですね。事前調査なしで挑むのは、新宿でキャッチに声をかけられた店で合コンを開催するくらいよろしくないことです。たぶん。

というわけで、買いました、参考文献。

『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』

学ぶべきは僕らのミニ四駆の原点であろう『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』。コロコロで連載していたのが懐かしい。まずはこれを読んでいきます。

『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を読む

今更ながらふつーに面白いわ、これ。

ドラゴンサスペンション・マグナムダイナマイト

ドラゴンサスペンション・マグナムダイナマイトって何

全部で13巻あったのですが、まさかの未完結でした。
世界大会に行く前の段階で終わってしまいました。どうやら続編として『新レッツ&ゴー』シリーズがあるらしい。不完全燃焼です。しかし、ひと通り必要な知識は得ることができたので、次のステップに進みます。

マシンをつくろう!

まずはミニ四駆のマシンをつくるため、マシンを仕入れにいきます。
今回伺った店はこちら。

タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店
タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店 外観

こちらではミニ四駆とそのパーツはもちろん、セッティング台や超大型のコースまで用意されており、ミニ四駆を買ってその場で組み立てて走らせることもできます。

ミニ四駆販売コーナーコース

お店にあるコースが想像以上に大きく本格的でした。当日は貸し切り?か何かで利用できなかったみたいで写真が撮影できず無念。とりあえずマシンとパーツ類を購入していきます。一人あたりの予算に3,000円の上限を設けて、各自好きなようにマシンとパーツを選ぶことにしました。

ミニ四駆を選ぶ

パーツとマシンの種類がかなり豊富。パーツによって合う合わないがあるとのこと。
店員さんに聞くといろいろ教えてくれます。

パーツについて店員に相談

懐かしのものから最新型まで、数十種類のミニ四駆があります。
選ぶのが楽しい&奥が深すぎて、マシンとパーツ購入で2時間くらいかかってしまいました。

今回買ったマシン&パーツはこちら

今回買ったマシン&パーツ一覧

気分を盛り上げるため、タミヤTシャツも合わせて買ってみました。
1000円で購入できるので安い。

さっそく組み立てていきます。

ミニ四駆の組み立て

マシンの組み立てが想像以上に難しいです。
パーツもすごく細かい上に小型のドライバーなどの工具も必要でした。
子供のころ、よくこれを組み立てられたな・・・。

2時間以上かかりましたが、無事全員のマシンが完成しました。

ミニ四駆が完成

ミニ四駆コースをつくろう!

続いてコースを用意します。
ミニ四駆を作ってもコースがなければ意味がありません。

とりあえずネットでコースを探します。

けっこー高い。
1セットだけだと迫力が足りない。かといって複数コース調達するとそこそこお値段がしてしまう上に、しまう場所の確保も大変。コースを貸してくれるサービスとかいないかなーと思ってネットで探してみたところ、

ミニ四駆サーキット無料貸出しサービスのページ

ミニ四駆サーキット無料貸出しサービス

ありました。
TAMIYAがミニ四駆のコース貸出を行っていました。しかも無料(送料別)
最大3セットまでのレンタルが可能とのことなので、もちろん3セットレンタルで予約。

コースが届いた

けっこう大きいです。
さっそく、コースを組み上げていきます。

コースを組み立てる

コース完成!

完成!
30分程度でコースができました。3セットを全部つなげて1コースにしてあります。

ミニ四駆を走らせよう!

コースとマシン、ひと通りの準備が整いました。さっそく走らせていきましょう。
せっかくなので勝負してみよう!ということで、10週走行したタイムで順位をつけるというルールで行うことに。事前に何度か走行テストをして、電池の状態を確認したり、グリスを塗るなどのチューニングをしていきます。
試しに、何も改造していないマシンで走らせてみたところ、1週あたり5秒程度でした。

では、走らせていきます。

セット・・・

スタート前

スタートォォォォォォォ!

スタート

走らせている様子をお届けするつもりが、楽しすぎて写真を撮り忘れるという失態。
仕方ないので、合間に撮ったVINEの動画を載せておきます。

結果は以下のような感じ

1位 ・・・ 35秒62
2位 ・・・ 35秒80
3位 ・・・ 36秒01
4位 ・・・ 37秒23
〜〜〜
10位 ・・・ 41秒66
11位 ・・・ 42秒25
12位 ・・・ 57秒62

1位、2位の差はかなり僅差でした。
スマホのストップウォッチっで計測したのでかなりアバウトなタイムですが、みんな同じ予算(3000円以内)の元でマシン&パーツを購入&改造したのに、ここまで差が出ました。最下位(12位)はなぜか途中で急にスピードダウンしてこのタイム。おそらく電池の問題。

ミニ四駆で遊んでみて…

かなり楽しいです。

今ではネットでいくらでも情報収集ができる時代ということもあり、早いマシンを作るためのノウハウを簡単に調べることができます。

どうしたら速くなるかを真剣に考えて試行錯誤していく過程とかもう夏休みの自由研究気分です。早過ぎるとコースアウトしてしまうために重さを変えたり、コーナーリングのスピードを考えたり…
かなり奥が深く、子供の遊びではないだろという気もしました。
また、本気でマシンを作ったのに勝負に負けるとふつうに悔しいです。

今回かかったトータル費用

コースレンタル送料(往復) : 約12,000円
マシン(1人) : 3,000円
タミヤTシャツ(1人) : 1,000円

コース代を人数で割ると、一人あたり5000円程度でした。
朝9時から買い物、ミニ四駆作成、コース作成、レースと遊んで、気づいたら夜9時。
5000円で丸一日遊べちゃう。Tシャツ抜けば4000円とかお得。
というわけで、

ミニ四駆は大人でも十分楽しめる!

ミニ四駆楽しいよ!みんなもやってみよう!

ミニ四駆はなかなかカッコいい。

ミニ四駆をかっこよく写真に撮ってみた


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