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スカイマーク 国際線参入大幅見直し検討7月29日 4時37分
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年内に国際線への本格的な参入を計画している国内第3位の航空会社「スカイマーク」は、円安で旅客機の購入費用が膨らむことなどから、旅客機の購入をキャンセルすることも含め、計画の大幅な見直しを検討していることが明らかになりました。
これまで国内線を中心に展開してきたスカイマークは、ことしから国際線へ本格的に参入するため、ヨーロッパの航空機メーカー・エアバスから国内で初めてとなる世界最大の旅客機「A380型機」を1機当たりおよそ300億円で年内に2機購入し、5年後までに合計6機を順次、購入する計画を表明していました。
しかし、LCC=格安航空会社の参入や円安による燃料費の高騰でことし3月期の決算が5年ぶりに最終赤字へ転落し、さらに旅客機の購入費用が円安で当初の見込みより膨らむことなどから、計画を大幅に見直す方向で検討を進めていることが関係者の話で明らかになりました。
具体的には国際線への参入を来年以降に遅らせたうえで、航空機の購入をキャンセルしてほかの小型の機種へ変更することも検討しているということです。
スカイマークは、エアバスとの間で契約を見直すための交渉を進めていますが、キャンセルする場合は、違約金などの支払いが必要になるとみられ、今後、経営への影響は避けられない見通しです。
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