慶大生、葉山御用邸に侵入で現行犯逮捕
2014年7月28日6時0分 スポーツ報知
神奈川県警葉山署は27日までに、皇族の静養先の、同県葉山町にある葉山御用邸の敷地内に侵入したとして、建造物侵入の疑いで、横浜市戸塚区の慶応大商学部4年生・種田理志(さとし)容疑者(23)を現行犯逮捕した。当時、皇族は滞在していなかった。
逮捕容疑は26日午後8時ごろに御用邸のコンクリート製の壁を乗り越え、敷地内に侵入した疑い。警備していた皇宮警察官が気づき、数分後に取り押さえた。
同署などによると種田容疑者は、26日午後から3~4人の友人らとともに御用邸近くの海水浴場にある海の家でバーベキューを開催。酒を飲み、終了間際には泥酔状態となった。
友人の1人が近くのバス停まで送り届けたが、あまりの酔いっぷりに手に負えず、ほかの友人に応援を頼むため、いったんバス停を離れた。数分後に引き返してみると、種田容疑者の姿はなかったという。
逮捕後、種田容疑者の呼気から1リットル当たり0・5ミリグラムのアルコールが検出された。葉山署では詳しい動機を調べている。