【名古屋場所】北の湖理事長、白鵬への一代年寄授与を否定

2014年7月27日22時23分  スポーツ報知

 ◆大相撲名古屋場所千秋楽 ○白鵬(上手出し投げ)日馬富士●(27日・愛知県体育館)

 日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は27日、大相撲名古屋場所で史上3人目となる30度目の優勝を飾った横綱白鵬について、日本国籍を取得していないことから、顕著な功績をたたえて力士名のまま親方になれる「一代年寄」の授与を否定した。

 相撲協会は年寄名跡の襲名者を「日本国籍を有する者に限る」と規定している。同理事長は白鵬について「考えられない。高見山さん(先代東関親方)たちが国籍を取得した前例がある」と話した。

 協会はこれまで優勝32度の大鵬、31度の千代の富士(辞退=現九重親方)、24度の北の湖、22度の貴乃花の元横綱4人に一代年寄を贈った。

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