世間では1円起業だとか何とか言ってるけど、私にはこういった事業なんてカンタンに起こせる!みたいな風潮が好きではないというか恐ろしい。脱サラして起業しようとしている多くの方に、起業は多くのリスクを伴うことを知ってほしい。今日は起業において絶対に知っておいてほしいことを書きたいと思います。
起業時は嫁の了解を得る
嫁の起業への理解、そして後押しが絶対に必要。嫁は最強のパートナーです。
お金は身内に借りてはいけない
お金は身内に借りてはいけない。起業のリスクを身内におわしてはいけない。自分の貯金と公的金融機関からお金は調達する。
ダメになったとき誰も助けてくれない
事業が計画通りに進まなかったとき、資金がショートしたとき、誰もあなたを助けてくれない。というか助けを求めるときは終わりの時だと思って、決死の覚悟で起業しなければならない。
絶対に逃げない
集客のこと、顧客維持のこと、お金のこと、困難には真正面から取り組む。仕事において一目散に逃げた方が良い敵はほとんどいない。
とにかく稼ぐ
起業したらとにかく稼ぐ!稼ぐに追いつく貧乏なし!損益分岐点まで一気に持っていく!
経営者に失業保険はない
起業したがうまくいかず廃業しても経営者には失業保険がありません。要は仕事がなくなったらすぐに仕事を探さなければならないのです。誰もあなた自身やあなたの家族を守ってくれないのです。
石の上にも3ケ月、そして3年
起業するからには、まずスタートダッシュを成功させなければなりません。そして1日も早く落ち着いて3年後を見据えた事業計画を立てることができるようにすること。
どれだけ稼いでも半分は税金
稼いでも稼いでも半分は税金で持って行かれる。残ったお金が自分のもの。
税金対策は儲かってからのお話
税金対策は儲かってからのお話。まずは儲けることが先。
落ち着いたら終わる
事業の大小に関わらず、どんな経営者でも新しい商品やサービスを創り出そうと常に知恵を絞っている。だから現状維持なんて思考は競争社会の中では自殺行為。
女には手を出すな(浮気はするな)
酒とタバコはまだ良いが女には手を出してはいけない。事業も家庭も崩壊する。
組織は一人前になってから作る
類は友を呼ぶ。一人前になる前に組織を作ると一人前でない者が集う。
「類は友を呼ぶ」の意味:自分の今のレベルや程度に、ちょうどお似合いの人が群れてくるということ
経営に行き詰まったら嫁と子との時間を増やす
経営に行き詰まったら職場にこもるのではなく、嫁と子のそばで過ごす時間を増やす。嫁と子の笑顔が仕事への意欲を掻き立てる。
自分の夢は自分でつかむ
初心一徹!独立すると決めたら覚悟してことを進めるべし!なんて堅苦しいことではなく、自分の描いた夢を自分のために叶える。どうしたらうまくいくだろうかと書物をひもといたり、セミナーに参加したり、そして学んだことを怖がらずに実践する。これを繰り返すことで自分なりの商売哲学が生れ、そして結果として自分の夢が叶えられる。
おわりに
なんかつらつら偉そうなことを書きましたが、これは起業して23年目の私の正直な思いです。