エアバス、スカイマークとのA380契約解除で合意-関係者
7月28日(ブルームバーグ):欧州の航空機メーカー、エアバス ・グループは超大型旅客機A380について、スカイマーク が発注した6機の契約取り消しで合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
協議が非公開だとして匿名で発言した同関係者によれば、スカイマークは購入が不可能になった。別の関係者によると、両社は補償をめぐる協議を続けており、選択肢には機体引き渡し延期や契約の100%キャンセルなどが含まれているという。
A380を発注した日本の航空会社はスカイマークのみ。2011年に4機を正式契約後、2機を追加した。旅客機として世界最大で最も高額な同機のカタログ価格は1機当たり4億1400万ドル(約420億円)。
エアバスの広報担当、ステファン・シャフラート氏はコメントを控えた。スカイマークの広報は連絡を試みたが現在つながっていない。
原題:Airbus Said to Drop Order for Six A380 Jets With Japan’sSkymark(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:トゥールーズ Andrea Rothman aerothman@bloomberg.net;東京 Chris Cooper ccooper1@bloomberg.net
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更新日時: 2014/07/29 00:17 JSTニュース一覧
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