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財務相 予算案編成は人口減少対策重視
7月25日 14時43分

麻生副総理兼財務大臣は25日の閣議の後の会見で「人口の急減や超高齢化社会の進展をいかに克服するかは日本が直面する最大の問題だ」と述べ、来年度予算案の編成にあたっては人口減少への対策などを重視する考えを示しました。

政府が25日閣議了解した来年度予算案の概算要求基準では、各省庁から最大およそ4兆円の要求を受け付ける「優先課題推進枠」を設け、成長戦略に盛り込まれた政策を重点的に進めるとしています。
これについて、麻生副総理兼財務大臣は閣議の後の会見で、「人口の急減や超高齢化社会の進展をいかに克服するかは日本が直面する最大の問題だ。『優先課題推進枠』には地方の創生と人口減少の克服に向けた取り組みが含まれることを明確にした」と述べ、予算編成では人口減少への対策や地域の活性化策などを重視する考えを示しました。
一方、麻生副総理は、高齢化などで毎年1兆円ずつ増え続け、財政を圧迫する要因となっている社会保障費について「1兆円ずつ増えていては財政はもたない。増加部分の厳しい精査を含め、合理化と効率化に最大限に取り組んでいく」と述べ、社会保障費の支出の見直しを進める考えを強調しました。

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