小保方さん代理人弁護士　Ｎスぺ痛烈批判「集団リンチ」

小保方晴子さん Photo By スポニチ

　理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの代理人・三木秀夫弁護士が２８日、大阪市内で取材に応じ、２７日に放送されたＮＨＫスペシャル「調査報告　ＳＴＡＰ細胞　不正の深層」（後９・００）について「偏向に満ちた一方的な観点からの番組だった。ＮＨＫは（小保方氏への）集団リンチの先頭を切っておられるという認識」と痛烈に批判した。小保方氏については「再現実験に専念するため番組は多分見ていない」とした。

　ＮＨＫは同番組の取材としてＳＴＡＰ細胞研究の中心人物である小保方氏を過剰に追いかけ、頸椎（けいつい）捻挫など全治２週間のケガを負わせた。三木氏は「番組内で行き過ぎた取材に関するコメントも一切なかった」と納得のいかない様子ながらも「今反論すると、リンチに火を注ぐことになる」としばらくは静観する構え。被害届提出に関しても「慎重に考える」とした。