入居までの流れ - 介護施設の探し方ガイド

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入居までの流れ

※初めてのホーム選び。入居までの流れを詳しく解説します。

3行でまとめ

  1. 検討開始から入居まで、できれば3か月は見込んでおきたい
  2. まずは施設の資料請求、見学予約を
  3. 一番時間の掛かる医師からの診断書発行は施設選びと並行して取得を

施設選びから入居まで最短で1か月半、平均は3か月程度、最長では3年も

介護付き有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅 など、入居型の施設を検討している場合、大急ぎで準備をしても入居まで最低1か月半程度かかります。多くの方はおよそ3か月程度かかりますので、余裕を持って準備を開始されるとよいでしょう。人気の施設への入居を検討している場合は、3年程度待つこともありますので、将来的に少しでも考えておきたい方は早めの動き出しが肝心です。

入居までの流れ

標準的な流れとしては以下のようになります。もし介護付きの施設などを検討している場合は先に 要介護認定の取得 もありますので、さらに期間が掛かることを想定しておきましょう。

ステップ 動き出し 行く場所・やること
1 1か月半~3か月前 インターネットや電話などで施設から資料を請求する
2 1~2か月前 施設見学会などに参加する
3 1か月前 主治医を訪ね、診断書などの必要書類をもらう
4 1~2週間前 施設との面談、体験入居などを行う
5 -- 契約・入居開始

まずは資料請求、見学予約を

施設への入居を少しでもお考えなら、多くの施設がサービス内容を説明したパンフレットなどの資料を用意していますので、まずは資料請求をされることをお勧めします。また、実際の施設を確認できる見学会や説明会などを行っているところがほとんどです。 見学・体験時のチェックポイント を中心に、入居前に施設や入居者の様子を把握しておくことで不安を解消できます。実際に利用している方やご家族の声は、介護のほんねで口コミをたくさん紹介していますので、見学に行くまでに確認しておくとよいでしょう。

施設選びと並行して医師からの健康診断書発行も忘れずに

意外と時間がかかりがちなのが、医師からの診断書発行です。多くの施設では入居の際に健康診断書など入居される方の様子が分かる情報の提出が求められます。医師に診断書を作成してもらう場合、3週間程度は掛かりますので、施設選びと並行して進めておきましょう。

そのほか保証人の有無など必要事項を確認し事前準備を

医師の診断書のほかにも施設ごとに入居時に必要な書類は異なります。特に有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など施設に入居するには、身元保証人や身元引受人が必要が必要となる場合がほとんどです。ご家族などに保証人を頼めない時は、施設側やケアマネージャーなどと相談し、保証人不要の施設を探すか成年後見制度などを利用する方法を検討する必要があります。