ライフハッカー編集部 - メンタル,モチベーション,生産性向上 08:00 PM
仕事で燃え尽き症候群にならないための7つの処方箋
「仕事は頑張り過ぎずに、スマートに」とはいつもよく耳にしていると思います。
同時に、頑張り屋は個人の特性としてはいいことだとされています。起業家であればなおさらのこと、成功のためには必要とされている特性です。しかし時として働き過ぎることは、燃え尽き症候群に至ることがあります。ぼろぼろになってしまわないように、仕事の質と量の両立ができる方法を見出すことが必要です。そのための処方箋をご紹介しましょう。
処方箋1:もっと休憩を
休憩をとると言えば非生産的に聞こえますが、長い仕事の途中で短い休憩を数回取ることで、集中度を保ち、身体のエネルギーを再生することができます。
処方箋2:ToDoリストを活用しましょう
ToDoリストを使えば、散乱した思考から解放されるだけでなく、やり遂げるべきことを忘れるのを防いだり、期限を守れるようになります。前の日の夜に次の日の仕事のリストアップをしてみてください。どれだけの仕事をしなければいけないのかを把握して上手に1日のスケジュールを立てましょう。加えて、寝たせいで忘れてしまったという心配から解放され、精神的な安定を得ることができるでしょう。
処方箋3:してはいけないことリストを活用しましょう
少し変に聞こえますが、してはいけないことをリストアップすることで、しなければいけないことに集中することができます。やり遂げなければならないリストとともに、「ゲームをしない」とか「電話をしない」のように、してはいけないことを毎日リストアップしておきましょう。これを継続すると、最も重要なことにその日1日集中でき、時間の浪費を防ぐことができます。
処方箋4:いつもペンと紙を手元に用意
起業家にはたくさんの責任があり、そのたくさんの責任とともに、たくさんの覚えておかなければいけないことがあります。これらすべてを頭で覚えておくのではなく、紙に書き出しましょう。人の名前、電話番号、日付、期限、変わった仕事などをどんどん記述してゆくのです。書き出した情報にさっとアクセスできると、いかに効率に動けるかに驚くことでしょう。頭を情報の断片から解放しましょう。
処方箋5:仕事を人に任せましょう
夢に見ていた仕事を始めたばかりの人にとっては、難しいことかもしれません。その仕事はまるであなたの子どものようで、それを愛し、すべてが完璧になされるのを要求します。しかしあなたはスーパーマンではありません。そしてあなた以外にもあなたと同じくらいあなたの仕事の成功を望んでいる人はいます。コツは、あなたのビジョンを共有できる人を集めることです。そのような人に重要な仕事を任せることは、意外に気持ちのいいことなのです。
処方箋6:スケジュールを過密にしない
ToDoリストを書き出しているとき(してはいけないリストも同様に)、ひとつひとつの仕事にかける時間にすこし余裕を持たせましょう。そうすれば、思った以上に仕事に時間がかかってしまっても、スケジュール通りにカバーすることができます。このような余裕を持たせておくこと、一番忙しい時に起こりがちな隠れた危機に対応することができます。
処方箋7:休息する
週に1日は仕事をしない日を作りましょう。世の中にはやらなければならないことが数百万とあります。しかしそれは職場に戻ればいつでもそこにあります。体をリラックスさせて、エネルギーを補給することは重要です。さもなければ、燃え尽きて、仕事に腹を立てるようになってしまいます。ポジティブさを保つためには、休息しましょう。
すべての起業家には夢がありゴールがあります。この2つはどんな驚くべき製品よりも多くのものを必要とします。詰め込み過ぎずにスマートに働くことが達成の鍵です。
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