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中国籍のイスラム過激派がイラクで戦闘参加の可能性=中国特使

2014年 07月 28日 18:47 JST
 
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[北京 28日 ロイター] - 中国の呉思科中東問題特使は28日、新疆ウイグル自治区のイスラム教過激派が中東で訓練を受けており、一部はイラクの反政府組織の蜂起に加わっている可能性があると語った。

中国はこれまでもイラク情勢とイスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」に対する懸念を繰り返し表明してきた。ISILは、イラク政府軍を撤退に追い込みイラク北部をほぼ支配下に置いている。

ISILは「イスラム国」に名称を変え、イラクとシリアの支配地域でイスラム共同体の指導者「カリフ(預言者ムハンマドの後継者)」による統治を行うと宣言した。

中東から帰国した呉特使は記者団に対し、中国はシリア、イラク両国でのイスラム過激派の台頭を憂慮していると語った。

在中東の外交官として40年間の経験を持ち、アラビア語を自在に操る呉特使は「中東では各地域の紛争がテロリスト集団の温床となっている。特に内戦でテロの訓練場と化したシリアには、各国からテロリストが集まっている」と指摘、「これらテロリストの出身地は、イスラム教国の他に欧州、北米、中国と様々だが、過激な思想をさらに先鋭化させて母国に戻れば各国にとって由々しい脅威となるだろう」と警告した。

トルコ系の言語を話しイスラム教を信じるウイグル族が多数を占める新疆ウイグル自治区では長年不穏な動きが絶えず、中国政府はそれを東トルキスタンとして独立を目指すイスラム過激派に責任があるとして非難してきた。

呉特使は中東で訓練や戦闘に従事するこうした中国籍のウイグル人について「ほとんどは東トルキスタン独立を目指している分子だ」として、今回訪問した中東各国、特に多くのウイグル人が移住しているトルコでこの問題を取り上げたことを明らかにした。

 
 
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