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2008年 12月 08日
昼休みにコンビニでスピリッツを立ち読みしていたら、職歴無しの現在ニートな地元の友人からメールが来た。
「最近、俺も上京したいと思ってる。ただ親が上京には反対しないが、たとえ東京で就職できたとしても30過ぎたら地元に帰って面倒を見て欲しいと言ってる。俺もさんざん迷惑も心配もかけたから面倒見る気はあるんだけど、果たして俺みたいな奴がUターン就職できるのだろうか?そんな心配ばっかりして毎日がものすごい速さで過ぎていくよ。どうしたらいい?」 何このいきなりのガゼルパンチは! しばし考えたあとに、から揚げ君を食べながら返信をした。 「お前よく考えてみろよ。ニートの馬鹿息子に老後の面倒を期待できるか?出来ないだろ?お前の親は優しくて、子供思いなんだよ。気がついているか?お前は多分そのままじゃ東京でも上手く行かない。でも、何となく恥ずかしくて地元に帰ろうにもに帰れない。親にも引っ越し資金を借りたりした上で、「東京で就職して返すよ」なんて言ったりしてるもんだから余計に帰りにくい。そうこうしてるうちに若くもなくなり、お決まりの転落パターンだ。バイトもやとってもらえなくなり最後は段ボールハウスかブルーシートハウスだろう。そうならない様に、お前が失敗しても帰って来やすい様に、お前の親は 「私たちのために、いずれは帰ってきておくれ」 と言ってくれてるんだ。 わかるか? わかったら、さっさと荷物を俺の部屋に送って上京してこい。トイレ掃除は交代制だからな」 -------- っていう話を俺がいつか「深イイ話」に出た時ように考えた。 ■
[PR] by tayama_nikki | 2008-12-08 15:53
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