PM2.5:札幌市など注意喚起 大陸からの煙霧を確認

毎日新聞 2014年07月26日 10時56分(最終更新 07月26日 13時32分)

かすんで見えるさっぽろテレビ塔=札幌市中央区で2014年7月25日午後4時19分、石井諭撮影
かすんで見えるさっぽろテレビ塔=札幌市中央区で2014年7月25日午後4時19分、石井諭撮影
「煙霧」の影響でかすんで見えるさっぽろテレビ塔。PM2.5も高濃度が観測された=札幌市中央区の大通公園で2014年7月25日午後4時21分、石井諭撮影
「煙霧」の影響でかすんで見えるさっぽろテレビ塔。PM2.5も高濃度が観測された=札幌市中央区の大通公園で2014年7月25日午後4時21分、石井諭撮影

 札幌市と北海道旭川市、千歳市は26日、健康被害が懸念される微小粒子状物質(PM2.5)の日平均濃度が国の指針値(大気1立方メートル当たり70マイクログラム)を上回る恐れがあるとして、注意喚起情報を発表した。27日午前0時まで、外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らすよう呼び掛けている。

 札幌管区気象台によると、道内で25日以降、大気中に小さな粒子が浮遊して空が白くかすむ「煙霧」を観測。大陸方面から煙霧が流れている様子が気象衛星の画像で確認されており、大規模な森林火災が原因の一つと考えられるという。【鈴木勝一】

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