Fe-C平衡状態図の見方をわかりやすくおしえてください
質問者
ss400tsdさん
2013/8/2019:25:50
Fe-C平衡状態図の見方をわかりやすくおしえてください
すみません。Fe-C平衡状態図の見方をわかりやすくおしえてください。
どこまで認識していて,どこから認識していないのか,私の頭の中を簡単に説明しますと,
FeとCを両端に,縦軸に温度,横軸に炭素量(%)を,固体,液体,その両方,の状態を表した図だと思います。
(質問)
見方として,熱処理の仕方で,Fe中の炭素量が変化する??でよいのですか?
例えば焼きなましなどで1500℃あたりから1200℃まで温度を下げた場合,炭素量が0→2%くらいに増加する??
という認識でよいのでしょうか?
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ベストアンサーに選ばれた回答
kksusu54さん
2013/8/2107:34:55
Fe-C平衡状態図は、炭素量と温度を指定したとき、その座標点が曲線と直線で囲まれた領域に入れば、どのような相であるか示したものです。例えば、1200℃、1%Cであれば、(1,1200)の点はNJESGの領域に入りますから、γ、オーステナイトの相です。
冷却するときは、炭素量を決めて、0.5%Cであれば、0.5%Cを通る縦軸に平行な線を引いて、その直線に沿って温度を下げるとき、状態図の線と交わる温度で変態が生じます。1200℃から降下するときは、オーステナイトで、GS線と交わる温度でフェライトαが析出します。GPSの領域ではフェライト+オーステナイトの相です。フェライトは0.02%しか炭素を雇用しないので、残りのオーステナイトの濃度が高くなると0.8%Cのパーライトが析出(723℃)します。その後室温まで相の変化はありません。フェライトとパーライトの割合まで状態図から分かります。
参考URL
http://ms-laboratory.jp/strength/ms2/ms_71/71.htm
ちょい足しを取り消しますが
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