最終更新:ID:kH+ZqSwhVg 2013年07月04日(木) 07:17:09履歴
注意
ダウンロード
emulator | version |
MAME-rr | 0139-test2 |
FBA-rr | 0.0.5a |
http://code.google.com/p/fbarr/downloads/listからFinalBurn Alpha Rerecording v0.0.5.01を入手します。
このv0.0.5.01はAlphaバージョンと記載されています。ひとつまえのv0.0.5はBetaです。なぜかバージョンが戻っていますが気にしないでください。
続いてmacroluaをダウンロードします。http://code.google.com/p/macrolua/downloads/list
MacroLua v1.13, requires emulator equipped with Luaです。
準備
用語
使い方を説明する際に必要なので簡単に用語をまとめます。
用語 | 意味 |
マクロ | 特定の操作手順をプログラムとして記述して自動化する機能。 |
マクロファイル | 操作手順を記録したファイル。拡張子はmsi。 |
Lua hotkey 1〜5 | macro.luaで提供される5つの機能。Lua hotkey 1〜5に割り当てられているのでhotkey番号で表記。 |
macro.lua | luaスクリプトのひとつ。このluaを使えばマクロを動かすことができる。 |
macro-options.lua | luaスクリプトのひとつ。macro.luaが動作に必要な設定などをmacro-options.luaから読み込んでいる |
再生 | マクロファイルを実行し記録した動作を行わせること。 |
録画 | マクロファイルを作成する手段のひとつ。実際に操作した動きからマクロファイルを自動作成すること。 |
手動編集 | マクロファイルを作成する手段のひとつ。テキストエディタなどを使い1コマンドごとに動作を手書きする |
使い方
1. fba.exeを実行する。
2. [ROMs Dirs...]を押しROMのパスを指定します。ROMは各自用意。
3. セイヴァーを選択して[play]
4. [Game]>[Lua Scripting...]>[New Lua Script Window...]を選択しScriptFileにmacro.luaを指定する。
5. macro.luaを選択後[Run]を押すとconsoleに文字が出力される。
Press Lua hotkey 1 for playback. | .msiファイルに書かれているキー入力を実行。いわゆる再生 |
Press Lua hotkey 2 for recording. | .msiファイルを作成。いわゆる録画 |
Press Lua hotkey 3 to toggle pause after playback. | 再生が終わったあとに停止させる。 |
Press Lua hotkey 4 to toggle loop mode or adjust wait incrementation. | ループ再生 |
Press Lua hotkey 5 to toggle input display. | 画面下段にキー入力を表示する。 |
6. [Input]からキーコンフィグをする。
Lua hotkey 1〜5にはデフォルトでキーが割り当てられていないので、自分で割り当てます。
Lua hotkey 1、2はsemicolonとquoteのようですが日本語キーボードを前提としていませんので自分で設定し直す方が確実です。
注意:FBAではキーが重複した場合正しく動作しないことがあります。
例えば、Lua hotkey 1をCtrl + 1、Lua hotkey 5をCtrl + 1、とした場合どちらも動作しなくなります。また、Ctrl、Shift、Altなどと併用する場合は他キーとの組わせで動作しないこともあります。動作しない場合はキーが重複していないかを確かめてください。
7. 録画する。
1. macro.luaをRUNにする
2. Lua hotkeys 2に該当するキーを押す(録画開始)
3. 録画が始まるので、任意の動作を行う。
4. (Lua hotkeys 2に該当するキーを押す(録画終了)
以上で録画ができます。
コンソールに録画で作成した.msiのファイル名が表示されます。
8. マクロファイルの指定
macro.luaを一度Stopしてマクロファイルの指定を行います。
1. macro-options.luaをメモ帳で開きます。(macro-options.luaを指定しEditeでも良いです)
2. xxxxx.msiと書かれている箇所を、録画したファイル名に書き換えます。
3. メモ帳などを保存する
9. 再生
1. macro.luaをRUNにする
2. Lua hotkeys 1に該当するキーを押す(再生開始)
3. 再生されます
4. 勝手に再生を終えます。
番外10. 手動編集
1〜9の手順でマクロ実行は可能です。
極短い操作の場合は録画するより、マクロファイルを自分で編集した方が簡単です。
詳細な仕様はこちらにあります。
MacroLua Tutorial動画も参考になります。
基本的な表記は、数字の1〜6が小中大P、小中大Kに対応し、レバー上下左右は「U」「D」「L」「R」です。斜めは「DL」のように書きます。
これは1P/2Pで共通です。フレームは「.」で表します。同時に複数の操作は「,」で区切ります。
例:右向きESカオスフレア D.DR.R.32.「32」で大Pと中Pの同時押しです。
例:右向きダクネス 1..1.R.4.6.ニュートラル表記はないので「.」を使って1F進ませます。
例:大Pを3F押しっぱなし 6.6.6 または _6[3] または _6._6._6.^6押しっぱなしは複数の記述ができます。「6」の場合は次フレームで自動で放したことになります。
「_6[n]」はnフレーム押しっぱなしにするという表記です。「^6」は大Pを明示的に放すという指示です。
例:セーブを使う例同じ行動を繰り返させ練習をする際にループ機能とセーブ(ロード)を使うと便利です。ロードは「&n」で表記します。nはセーブしてあるスロットです。(デフォルトF1の状態です)Lua hotkey 1で再生する前にLua hotkey 4でループをONにするとマクロがループします。マクロ終了から次の始まりが早い場合はマクロ内に「Wn」でnフレーム分ウェイトをかけることができます。