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政治
【名言か迷言か】菅義偉官房長官の記者会見 「鉄壁」なのか、実に「つまらない」のか
平日の午前と午後の1日2回、首相官邸で開かれる官房長官の記者会見は、日本政府としての公式見解が示される。毎回、記者会見場には報道各社のいわゆる「長官番」(官房長官担当記者)をはじめ、多くの記者が集まり、官房長官の発言を記録し、記事にしていく。
会見の時間は決まっていないが、短ければ5分未満、長ければ30分以上にわたって記者の質問に応じることがある。テレビのニュース番組で記者会見のようすが放送されるため、発言内容はもちろん、表情やしぐさにも注意を払う。
1日2回の定例会見のほかにも、東日本大震災やアルジェリア人質事件のような突発事案があれば、事態の推移に応じて臨時に記者会見が開かれることもある。官房長官の記者会見は、国民向けだけではなく、外国政府へのメッセージにもなる。
「私自身が日本政府を代表して海外に、また国民のみなさんに内閣の考え方を説明するわけだから、できるだけ政権の意向が伝わるように、海外に対しては問題を起こすことがないように、言いたいことも半分ぐらいしか言わない」
安倍晋三政権の要といわれる菅義偉(すが・よしひで)官房長官は生まれ故郷である秋田県に入った6月、ホテルのホールで同窓生たちを前に、記者会見に臨む姿勢を冗談を交えながら、こう紹介した。
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