2014-07-27

知人が増田だった

※ここに書く事は事前に当人に予告済み

酒の席で「ネットでこういう話があってさー」と話題を振ると「あー、あれねw」と微妙な反応。

さらに「まあそういう話はあんまり真に受けない方がいいと思うよw」と言われてカチンと来たので、「なんでだよ」と俺も噛みつく。

すると「その話、俺が元ネタからw」と発言。

その場のノリでふざけたんだろうと思ったが、酔っていた事もあって「証拠を見せてみろよ」と俺も噛みつく。

ちょっと待ってろ」とスマホをいじり出し、「お前のさっきの話、これだろ?」と増田を開いてみせる知人。

「そう、それだ。お前がそれを書いたってのか?」「ああ、そうだよ」「証拠を見せろ証拠を」「はいはい分かった分かったw」

知人はさらスマホ操作した。

「ほれ」

元の記事をPC用の表示に切り替えただけだった。そして俺は、その記事のタイトルの右隣に鉛筆アイコンがあるのを確かに見た。俺は絶句した。

「ほれ」

知人は俺にスマホを向けたまま起用に鉛筆アイコンタップした。

元の記事の編集画面が開かれた。

「何なら、この記事消してみせようかw?」

知人が編集画面の「削除する」ボタンタップしようとしたのを、俺は思わず声を上げ、知人の手を振り払って制止した。その際、飲み干した中ジョッキが肘に当たり、倒れる寸前まで傾いた。

「ちょ!消すなよ!」

はいはいw」

その後、はてブ数四桁の記事を「片手の指で余る程度」、三桁の記事を「サッカーチーム三つ分くらい」書いてるとのたまう姿は、まるで、ちょっと人には言えない、悪趣味だと分かっていてもやめられない事を「お前にだけ話してやるよ」と自慢しているかのようで(実際そうなんだけれど)、俺はそれ以上疑う気力すら失せ、ただただ「そうなのか…」と返すしかなかった。

「だから、さ、ネットのこういうネタ話なんて真に受けちゃダメだってw」

「…この事、増田に書いていいか?」

「うはは、お前も節操ねえなw」

多分、俺と知人とでは同じサイトを開いていても、見えているものが違うんだろうな。

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