事件【大分県教組】「慰安婦ツアー」、目的は平和教育か反日洗脳か 「旅行は“強制連行”ではない…」というが…+(3/5ページ)(2014.7.27 18:00

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【大分県教組】
「慰安婦ツアー」、目的は平和教育か反日洗脳か 「旅行は“強制連行”ではない…」というが…

2014.7.27 18:00 (3/5ページ)教育
大分県教職員組合が大分合同新聞に掲載したツアーの広告

大分県教職員組合が大分合同新聞に掲載したツアーの広告

 観光庁の久保成人長官も23日の記者会見で、大分航空トラベルに対して22日にも改めて再発防止に関する行政指導を行ったと明言。大分県教組に対しても24日に注意喚起し、事実上の指導を行った。

 下村博文文部科学相も25日の閣議後会見で「教職員が構成員である教職員組合が、旅行業法に違反したことは非常に問題だし、遺憾だ」と不快感を示し、「そういう反日旅行をすることで、子供たちにどういう教育的効果を狙っているのか。私には理解できない」と批判した。

県教組に抗議や苦情10件以上

 法令違反に加えて問題なのは、「日本軍『慰安婦』歴史館」や、反日運動家らの監獄として使用された「西大門刑務所跡」などを見学するツアーの内容だ。歴史館は、元慰安婦女性が共同生活を送る「ナヌムの家」の敷地内にある展示場。日本軍が強制連行し、性奴隷にしたとする韓国側の一方的な主張を表現する象徴的施設だ。「西大門刑務所跡」も、日本による弾圧の歴史を伝えるもので、いずれも反日教育を行うにはうってつけの見学先だ。

 県教組は2つの見学先を広告に掲載。今回は初めて、県教組に抗議や苦情が10件以上寄せられたという。抗議の中には、広告で旅行前に2回行うとした「事前学習会」について、「反日洗脳教育を行った上で連れて行くのではないか」との指摘もあったが、岡部書記長は「そのような洗脳教育は一切行っていない」と否定する。学習会と称しているが、内容は班分けや自己紹介のほか、簡単な韓国語や気候の説明などだという。

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大分県教職員組合が大分合同新聞に掲載したツアーの広告
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