先週「今まさにピカチュウに取って代わろうとしているジバニャン」が
ホットエントリになっていた。
尚、タイトルにアニメ版としたのは、私がどちらもゲームをやっていなくて
アニメを見ただけだからである。恐らく突っ込みどころが多々あるだろう。
サトシは「ポケモンマスターに、俺はなる!」と口癖のように宣言していて、
ゴールが明確化しているのがポケモン。ところが、妖怪ウォッチにも、同様の
大会があるのか探していたが、アニメを見てても公式HPを探しても一向に
見つからない。
この辺りに世代間の違いがあると感じた。
ネットが普及する前のポケモンでは、ナンバー1になることを目指せたが、
ネットが普及した今では、世界一になるのが並大抵のことじゃないと子供も
知っている。だったら最初から世界一を目指す設定なんか作らなきゃいい。
妖怪ウォッチでは、執事妖怪のウィスパーが妖怪パッドを持っていて、
(主人公にお供しているウィスパーがウキウキペディアで調べたことを
さも自分が知っているように披露し、主人公のケータに「カンニングしてる」と
困った時はネットで調べる発想がデジタルネイティブなのだろう。
更には、妖怪が自撮りしたり、田舎から上京した妖怪がSuicaを使ったり、
ピカチュウの鳴き声が「ピカチュウ」なら、ジバニャンは「ジバジバ」鳴くのだろうか?
いいえ、普通に日本語を喋ります。ペット的な位置づけではなく、友達なのだ。
ところが妖怪ウォッチは、メダルを使って妖怪を呼び出して力を借りる。
召喚時の掛け声は「俺の友達出てこいジバニャン」。必ず「俺の友達」が接頭につく。
また妖怪とは必ずしも対戦するのではなく、説得したり、妖怪自身の悩みを
解決してあげることで、人に取り憑くのを辞めさせるのだ。
妖怪は汎用的に使える能力のキャラよりも、特殊なスキルの妖怪が多く登場する。
大切なのは、強くなることではなく、便利な友達を沢山増やすこと。
追記
オーキド博士について説明してないぞ 妖怪ウォッチは現代のドラえもんを目指したなんて言ってたけど、実際ポケモンよりはドラえもんに近い。 ドラえもんにポケモン的な「モンスタ...