2014-07-27

ポケモン妖怪ウォッチの違い(アニメ版)

先週「今まさにピカチュウに取って代わろうとしているジバニャン」が

ホットエントリになっていた。

ポケモン妖怪ウォッチの何が違うのか、比較してみた。

尚、タイトルアニメ版としたのは、私がどちらもゲームをやっていなくて

アニメを見ただけだからである。恐らく突っ込みどころが多々あるだろう。

ゴールは「ポケモンマスターになる」「妖怪友達になる」

サトシは「ポケモンマスターに、俺はなる!」と口癖のように宣言していて、

ゴールが明確化しているのがポケモン。ところが、妖怪ウォッチにも、同様の

大会があるのか探していたが、アニメを見てても公式HPを探しても一向に

見つからない。

この辺りに世代間の違いがあると感じた。

ネットが普及する前のポケモンでは、ナンバー1になることを目指せたが、

ネットが普及した今では、世界一になるのが並大抵のことじゃないと子供

知っている。だったら最初から世界一を目指す設定なんか作らなきゃいい。

困ったときは「オーキド博士」「妖怪ウキウキディア

妖怪ウォッチでは、執事妖怪のウィスパー妖怪パッドを持っていて、

そのタブレットウキウキディアを使って調べ物をする。

(主人公にお供しているウィスパーウキウキディアで調べたことを

さも自分が知っているように披露し、主人公のケータに「カンニングしてる」と

ツッコまれるのが定番ネタになっている)

困った時はネットで調べる発想がデジタルネイティブなのだろう。

更には、妖怪自撮りしたり、田舎から上京した妖怪Suicaを使ったり、

このあたりに物語設定の時代差を感じた。

妖怪は喋るし、普段の生活があるし、友達という設定

ピカチュウの鳴き声が「ピカチュウ」なら、ジバニャンは「ジバジバ」鳴くのだろうか?

いいえ、普通に日本語を喋りますペット的な位置づけではなく、友達なのだ

ポケモンはゲットしたらポケモンボール収納する。

ところが妖怪ウォッチは、メダルを使って妖怪を呼び出して力を借りる。

呼び出される前は、妖怪自身私生活があるのだ。

召喚時の掛け声は「俺の友達出てこいジバニャン」。必ず「俺の友達」が接頭につく。

また妖怪とは必ずしも対戦するのではなく、説得したり、妖怪自身の悩みを

解決してあげることで、人に取り憑くのを辞めさせるのだ。

妖怪は汎用的に使える能力キャラよりも、特殊スキル妖怪が多く登場する。

大切なのは、強くなることではなく、便利な友達を沢山増やすこと。

今を生きるのに大切なスキルなのだろう。

追記

http://anond.hatelabo.jp/20140727122151

確かに、現代ドラえもんの方がしっくり来る。教えてくれてありがとう

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    オーキド博士について説明してないぞ 妖怪ウォッチは現代のドラえもんを目指したなんて言ってたけど、実際ポケモンよりはドラえもんに近い。 ドラえもんにポケモン的な「モンスタ...