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業務用ウエアラブル端末 開発の動き相次ぐ
7月27日 14時46分

身につけるタイプのコンピューター端末、「ウエアラブル端末」を工場などの作業現場で活用するため、メーカー各社の間で専用の端末などを開発する動きが相次いでいます。

このうち、大手電機メーカーの「富士通」は、工場で機械の保守点検などに使うゴーグル型のウエアラブル端末を開発しました。
端末をかけて作業現場に掲示してある認証コードに目を向けると、内蔵されたカメラがコードを読み取って内側のディスプレーに作業の方法や手順が表示される仕組みになっています。
作業手順が書かれた書類などがなくても効率的に作業を進めることができるということで、近く実用化するとしています。
また、「新日鉄住金ソリューションズ」も同じような作業を支援するためにメガネ型のウエアラブル端末を対象にしたソフトを今月から発売しました。
このソフトを使うと、端末を付けた人に文字情報や画像を送ることができる一方、現場の映像を外部にも送ることができ、離れた場所からでも作業員に細かな指示を出すことが可能になるとしています。ウエアラブル端末を巡っては、これまで消費者向けの端末に注目が集まっていましたが、今後、業務用にも対象が広がりそうです。

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