2014-07-27 産経、極右団体「そよ風」メンバーを「主婦」とごまかす

わざわざジュネーブまで出向いて日本の恥を世界に晒した極右の民さんの行状が海渡雄一弁護士により報告されています。(以下、太文字は当方によります)
■国連人権委員会・日本政府第6回審査を終えて(海渡雄一)(レイバーネット日本)より
1 異常な事態
今回のセッションには、慰安婦は強制連行されておらず、売春婦だったと主張している日米の団体の人たち約10人が来て、NGOのブリーフィングに入れるかどうかでもめたり、セッションで慰安婦が性奴隷ではないとした政府代表発言に一斉に拍手したり、慰安婦問題について発言したマジョディナ委員をセッションの終了後に取り囲んでつるし上げたりという事件が起きた。
■アア堂々ノ我ガ調査団!(20日付「Apes! Not Monkeys! はてな別館
」)
ジュネーヴにて日本社会のレイシズム&セクシズムをアピールしてきた自称「慰安婦の真実国民運動 対国連委員会調査団」の面々の誇らしげな写真が、zakzakのテキサス親父コラムに掲載されてます。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140718/dms1407181140001-n1.htm
『夕刊フジ』によればメンバーは総勢11名だったようですが、写っているのは後列左が「論破プロジェクト」の藤井実彦氏、右が調査団事務局の細谷清氏、前列左から2人目がテキサス親父、1人おいて調査団長の山本優美子氏、右から2人目がグレンデール市を相手取った自爆訴訟の代表・目良浩一氏、一番左がテキサス親父事務局の Shun Ferguson 氏、ですね。ちなみに Shun Ferguson 氏は「調査」の終了後、テキサス親父とともにバチカン観光などしているようですが、「ローマ法王が日本人戦犯のためにミサをした!」という最近の流行りネタを吹聴しています。他にも袴田事件について「無罪になった」と書くなど、本当に歴史認識問題以外でもいい加減な人ですなぁ。前列左の男性と左から3人目の女性は見覚えがありません。どなたか、ご存知の方はおられませんでしょうか?
なお、来る25日には帰国報告会が参議院議員会館講堂で行われるとのこと。当日ご都合のつく方が潜入してレポートしていただけるとうれしいのですが。
いずれも札付きの極右メンバーばかり。
このうち「なでしこアクション」代表の山本氏に関しては夕刊フジ=ZAKZAKが、彼女が元在特会幹部である事を隠して「主婦」とごまかしている事は当方でも取り上げていますが、*1
今回は別団体のメンバーに対しても「主婦」というごまかしを適用さしてやがります。
■「性奴隷」明記に立ち上がった主婦 「お金もらったのでは」(26日付MSN産経ニュース)より
慰安婦問題に言及した南アフリカの女性委員に「一ついいですか」と質問する大坪明子さん(左から2人目)=ジュネーブの国連欧州本部(仙波晃氏撮影)
こうしたなか、ひとりの「普通」の主婦が立ち上がった。16日の審査終了後、傍聴したスイス在住の日本人主婦、大坪明子(めいこ)(57)は、審査で日本を批判した南アフリカの委員、ゾンケ・マジョディナにこう質問した。
「あなたが『慰安婦は奴隷』と言ったのでとてもショックを受けました。本当に彼女たちはお金をもらっていなかったんですか」
慰安婦が旧日本軍兵士の数十倍の月収を得ていたことは、米軍資料などでも記録されている。なぜ国連の場で日本ばかりが標的にされるのか、大坪は疑問に感じ審査に足を運んでいた。
マジョディナは答えた。
「お金を受け取っていたかいないかは重要ではない。奴隷的な扱いを受けていたかどうかが問題で、『奴隷』に該当する」
なおも事実関係をただそうとする大坪にマジョディナはこう言い放った。
短時間のやりとりだったが、大坪はたちまちほかの委員や日本のNGOメンバーらに取り囲まれた。「やり過ぎだ!」などといった日本語も飛び交った。
そもそも「お金をもらったから性奴隷ではない」という主張自体が国際的に通用しない事、蛸壺的思考回路にはまった日本極右はいい加減学習しなさい。
■性奴隷の定義を無視し「慰安婦は性奴隷ではない」と叫んでも反論になってない(去年6月4日付「Transnational History」)
まとめると、
前借金という名の人身売買により身体を拘束され、自分のことを自由に決定する権利および移動の自由などが一部あるいは全部制限され、隷属状態で所有物として扱われる状態を奴隷状態と言います。人身売買の事実がなかった場合でも、最終的に慰安所のような拘禁施設で継続的に性行為を強要(強制売春)される状態ならば性奴隷状態と言います。
さらに「最終的に強制的な性的活動に至る強制労働も含まれる。」とありますが、1996年に、国際労働機関(ILO)の条約勧告適用専門家委員会は、慰安所での女性たちの状態が1930年の「強制労働条約 第29号」(日本政府は1932年に批准)に違反していると認定しています。
更に呆れさせるのは、産経が「ひとりの『普通』の主婦」と称する大坪明子(めいこ)(57)氏が、れっきとした極右団体メンバーである事であります。
■ドイツでは クロアチアでは 世界では(2011年3月16日付「そよ風」HP)コメント欄より
9. Posted by 大坪明子 2011年03月18日 08:46
東風梅子様
「貴重な意見ありがとうございます。
危険な救護活動等に携わっている方々への影響が少ない事と、1日も早く少しでも改善する事をねがっています。」
このようなコメント返しは「そつがない」と供に「安易」だと思います。
また、川口氏の「友達相手のおしゃべり」の域を超えない「論評」を掲載されたことも「安易」だったと思いますが、どのようにお考えでしょうか?
尚、川口氏のご専門は音楽です。在独作家という肩書きは「自称」ではありませんか?彼女が作家として、どのようなお仕事をされているか、お確かめになられましたか?
ご回答をいただければ幸いです。
主婦 54歳
別エントリーでは在特会・桜井誠のクレーマー行為を賞賛するコメントも。
■ストップ!・ザ・ウトロ地区、朝鮮学校公金泥棒(2,012年2月12日付「そよ風」HP)コメント欄より
1. Posted by 大坪明子 2012年02月12日 18:39
ウトロの動画を拝見いたしました。貴重な動画をご提供下さいまして、誠にありがとうございます。(これから拡散いたします。)
私はこのように考えています。
在日の「特別永住権」は一種の治外法権である。ということは、在日朝鮮人自身が「治外法権」となる。そうすると、在日朝鮮人が行くところに「治外法権」地帯が発生する。従って、ウトロには日本の最高裁判決は通用しない。
こう考えると大変分かり易いです。ではなぜ、このようなことが起きるのか。それは敗戦後の日本が「国家」ではないからです。
今年の1月26日には神戸・三宮で在特会と共同街宣*2を行ってカウンターから抗議を食らってもいるのが「そよ風」なのですが、産経的にはこれが「普通」なんだろうなあと考えると余計に反吐が出る限りであります。
旅人
2014/07/27 12:34
あなたは、在日朝鮮人の味方ですかね?
赤猫
2014/07/27 14:32
旅人さんは知性と人間性に欠陥のある屑の味方なんですか?