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【ゴルフ】

西山ゆかりが最高のスタート

2014年7月26日 紙面から

センチュリー21レディース第1日、2位タイで終えた西山ゆかり。左はキャディーを務めた高又順=静岡・伊豆大仁CCで(市川和宏撮影)

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◇センチュリー21レディース<第1日>

 ▽25日、静岡県伊豆の国市・伊豆大仁CC(6531ヤード、パー72)▽晴れ、気温32・4度、風速1・9メートル▽賞金総額6000万円、優勝1080万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆1643人

 プロ7年目の西山ゆかり(32)=アステオ=が先輩プロ・高又順(コウ・ウスン)=韓国=をキャディーに大奮闘。7バーディー、1ボギーの66をマークし、首位の7アンダー、アン・ソンジュ(韓国)に1打差の2位につけた。昨季は下部ツアーで2勝し“第2の賞金女王”に輝いた西山。研修生生活を送った静岡で、念願のレギュラーツアー初Vを目指す。同じ6アンダー2位に藤本麻子(24)=富士通=が並び、前週優勝の成田美寿々(21)=オンワードホールディングス=は2アンダー16位。

 ラインの読みは浅めに強めのタッチで。プレーはスピーディーにリズムよく、同じテンポで。高のベテランらしいアドバイスにうなずきながら、西山がスコアをぐんぐん伸ばした

 「高さんとはプロになる前、19歳のころから母の友人を通じてのお付き合い。4月ぐらいに『今年どこかでキャディーやってあげるよ』と言ってくださって。本当にいいのかなと思ったけれど、高さんの明るいパワーをもらって勉強させてもらおうとお願いしました」と西山。インからスタート、14番でボギーを先行しながら、15番から4連続バーディー。4番パー5で残り70ヤードをバックスピンでピンそばにつけ“OKバーディー”を決めると、8、9番も2・5メートル、1・5メートルにつけ連続バーディーフィニッシュ。自己ベストの66で、1打差2位発進だ。

 前々週には木戸愛らとともに男子プロ・芹沢信雄にスイングのチェックを受け「ショットは好調。あとはパッティングだけ」という状態に。そこにスーパーキャディーの登場が、ガッチリはまった。「私はパットのラインを深く(ヤマをかけて)読んでしまうことが多かった。高さんが『ボールが曲がる前に、カップに入れるような読みをしようよ』って。今週だけでなく、これからに生かせる助言がいっぱいありました」

 実家は藤沢市内の人気すし店だが「研修生になったのは静岡県のゴルフ場。だから、ここで初優勝できたら本当にうれしい。頑張りたいです」という。賞金女王レーストップを行くアン・ソンジュが相手でも、今週は誰より心強い味方がいる。 (月橋文美)

 

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