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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】楽天サヨナラ勝ち 星野監督は復帰初勝利2014年7月27日 紙面から
◇楽天3−2日本ハム楽天がサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。2−2の9回2死から嶋が二塁打し、聖沢が右中間への適時打で試合を決めた。ファルケンボーグは3年ぶりの勝利。日本ハムは大谷が8イニング2失点と力投したが、打線が好機を生かせなかった。 ◇ 歓喜の輪ができる。楽天・星野監督の1日遅れの快気祝いだ。同点の9回、聖沢の打球が右中間を破る。二塁走者の嶋が両手を広げて生還した。サヨナラ決着。ウオーターシャワーでびしょぬれのヒーローを待ち構えた指揮官は右手に力を込め、がっちりと握手した。 闘将の『お願い』にイヌワシ戦士が応えた。攻撃の直前。「久しぶりにサヨナラを見せろ!」と鼓舞した。簡単に2死を奪われながら、右中間エンタイトル二塁打の嶋と聖沢の2人で、一気に勝負を決めた。「あまり本気で言ったわけではないんだけど、現実になったね」 守って、粘って、少ない勝機を生かす。星野監督が目指す野球だった。大谷対策も万全。「球種は3つしかない。思い切って走れ」。指示通りの3盗塁。簡単には打ち崩せない162キロ右腕を足で苦しめた。 休養中もチームの状況はテレビでチェックしていた。現場にいたら怒りが爆発するような試合も多かった。「腹が立ってしょうがない。何度も途中で他の試合に(チャンネルを)変えたわ」。61日ぶりに采配を振るった前夜25日も、情けない展開だった。 胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症などで休養に入る直前の5月25日以来となる白星。当時の借金8はこの日で14。まだ喜ぶのは早い。「借金を1つ返したぐらいで笑顔になんてなれるかい! これからハッパをかけていくわ」。逆襲のスタート。指揮官は力強い足取りでクラブハウスに向かった。 (井上学) PR情報
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