中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

巨人、継投策が裏目… 香月、西村が四球連発

2014年7月27日 紙面から

逆転を許し、さえない表情の原監督

写真

◇中日7−5巨人

 中日が4連勝で貯金を今季初の2とした。2−4の6回に和田の押し出し四球や森野の走者一掃二塁打などで計5点を奪って逆転。6回からは継投でしのぎ、9回は岩瀬が締めた。巨人は救援陣が崩れ、逃げ切りに失敗した。

     ◇

 巨人が竜の勢いにのみ込まれた。6回、原監督の継投策が裏目に出た。3番手の青木が3点目を許すと、4番手の西村が2死満塁で和田に同点に追いつかれる押し出し四球を献上。森野が左中間へ放った勝ち越しの3点適時二塁打で、逃げ切りプランは水泡に帰した。

 「投打のバランスがもうちょっと、かみ合ってないというところでしょうかね」。敵地での連敗だが、原監督はサバサバとした表情。前夜(25日)のような怒りもみせず、目の前の事実を淡々と受け入れた。しかし、苦言も忘れない。今季ワーストの8四球。もちろん、標的は救援陣だ。

 2番手の香月が先頭の高橋周に左前打を許したのをきっかけに、1イニングだけで4四球。なかでも、西村はストライクを取るのも困難で、2番の荒木からの3者連続四球で火に油を注いだ。この逃げとも思える投球はベンチにとっては大誤算。指揮官は猛省を促した。

 「われわれは勝負しているわけだし、選手も勝負している。しかし、そういうふうに見えなかったら、反省すべきだろう」

 後半戦は2カード連続の負け越し。2位・阪神も負けて1・5差は変わらないが、4位・中日まで4・5差。夏バテ気味の今は我慢の時期だ。最後は「打線は兆しが見えている。あとは(投打が)絡むという部分でしょう」と語り、さらなる奮起を期待した原監督。敵地で竜に3連敗するわけにはいかない。 (川越亮太)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ