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北朝鮮、ミサイル発射 500キロ飛び日本海へ 米韓けん制か

 韓国軍合同参謀本部関係者によると、26日午後9時40分ごろ(日本時間同)、北朝鮮西部で朝鮮半島西端にあたる黄海南道長山串付近から短距離弾道ミサイルとみられる物体1発が北東に向け発射された。物体は朝鮮半島を横断して約500キロ飛行し日本海に落ちたもよう。

 日本政府は26日夜、北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に厳重抗議した。安倍晋三首相は米国、韓国など関係国と連携し、情報収集や分析を進めるよう指示した。

 物体は短距離弾道ミサイル「スカッド」の可能性がある。日本政府によると、航空機や船舶への被害は確認されていない。27日に朝鮮戦争の休戦協定締結から61年を迎えるのを前に、韓国や米国をけん制する狙いとみられる。

 韓国軍関係者によると、北朝鮮は日本海に航行禁止区域を設定していない。

 北朝鮮は6月29日と7月9日、同13日にもスカッドとみられるミサイルを日本海に向け発射した。ほかにも6月下旬から多連装ロケット弾の発射を繰り返している。

 長山串は韓国が黄海上の南北境界線と位置付ける北方限界線(NLL)の直近で、この場所からの発射には韓国への威嚇効果を高める意図があるとみられる。

 北朝鮮では26日、首都平壌で朝鮮戦争の「勝利」を記念する慶祝中央報告大会が開かれ、玄永哲人民武力部長が、米国や韓国が戦争を起こすつもりなら「侵略者と歴史の汚物を一掃する」と主張していた。(共同)

[ 2014年7月26日 23:54 ]

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