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ソリディーモ・佐々木「夢を後輩がかなえてくれた」母校・東海大望洋が初甲子園

2014年7月27日6時5分  スポーツ報知
  • 凱旋ライブを行った、SOLIDEMOの(左から)中山優貴、山口智也、佐々木和也、手島章斗、向山毅、渡部俊英、佐脇慧一、木全寬幸

 ブラジルW杯開催期間中の6月にサンパウロで単独ライブを行った身長180センチ以上のイケメン8人組グループ「SOLIDEMO(ソリディーモ)」が、26日、東京・渋谷のマウントレーニアホールで凱旋ライブを行った。第90回高校野球選手権東千葉大会準優勝の東海大望洋のエースだった佐々木和也(24)は母校の夏の甲子園初出場に、「僕が果たせなかった夢を後輩がかなえてくれた」と大喜び。メンバー全員で甲子園まで応援に駆けつける仰天プランも明かした。

 ブラジルでの単独ライブを成功させた8人に思わぬ吉報が届いた。佐々木がかつてエースとして活躍した母校、東海大望洋がこの日、千葉大会決勝で勝利し初めて夏の甲子園の切符をつかんだ。

 この日は、ライブのリハーサルのため決勝戦を観戦することはできなかったが、合間にマネジャーから母校の優勝を知らされ「僕たちができなかった夢を後輩たちがかなえてくれました」と大喜び。母校の悲願を達成した自慢の後輩たちに「野球で日本一を目指してもらって、僕らは日本一のアーティストになれるように」と刺激を受けた様子だった。

 佐々木は身長181センチの右腕で、MAX143キロの直球とキレ味鋭いスライダーが持ち味だ。08年、第90回記念大会で千葉が東西の2枠になった、東千葉大会でも三振の山を築いたが、決勝で強豪・木更津総合に0―2で惜敗し、涙をのんだ。

 その後は、プロ野球選手を夢見て国際武道大に進学。しかし、1年の終わりに事故で右足を骨折。約1年間、再起にかけたが、プロへの道を断念し、3年で退学。もう一つの夢であった歌手の道を摸索、昨年4月にソリディーモに加入した。

 野球を諦めた後も、母校の成績を気にかけていた。大会前には母校のグラウンドを訪れ、ソリディーモのポスターとCDを差し入れするなど、自らの手で果たせなかった甲子園出場を強く願っていた。

 また、甲子園出場が決まったことで、メンバーが同校の初戦にアルプススタンドで校歌を歌うプランも浮上。「ぜひ行きたいです」「(校歌を)練習します!」と目を輝かせた8人。地球の裏側で響かせた力強い歌声を、今度は高校野球の聖地で響かせ、母校の勝利を後押しするつもりだ。

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