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ガザ攻撃中断 ハマスが延長を拒否
7月27日 8時47分

ガザ攻撃中断 ハマスが延長を拒否
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パレスチナ暫定自治区のガザ地区を巡り、イスラエル軍は、攻撃の中断期間を丸一日以上延長することを決めましたが、イスラム原理主義組織ハマスは再びロケット弾を発射して、事実上、延長を拒否し、本格的な戦闘の再開が懸念されています。

パレスチナ暫定自治区のガザ地区で激しく対立するイスラエル軍とハマスは、国連による仲介の下、26日午前8時(日本時間の26日午後2時)から12時間に限ってそれぞれ攻撃を中断することで合意しました。
これを受けて、激しい市街戦の現場となったガザ地区東部のシュジャイヤ地区などでは行方不明者の捜索が行われ、がれきの下から市民ら100人以上が遺体で見つかりました。
これにより、イスラエル軍の一連の軍事作戦が始まって以降のガザ地区の死者は一気に増え、1032人となりました。
双方が合意した攻撃の中断期間が日本時間の27日午前2時に終わったあとも、イスラエルは引き続き攻撃を中断しており、地元メディアによりますと、イスラエル政府は安全保障に関する閣議で日本時間の28日午前6時まで攻撃を見合わせると決めたということです。
しかし、ハマスは再び数発のロケット弾を発射したうえ、報道官が「イスラエル軍のガザ地区からの撤退を含まない措置は受け入れられない」として、攻撃中断を延長することを事実上拒否する声明を発表し、本格的な戦闘の再開が懸念されています。

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