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新規大会なら木戸!2差3位に浮上 師匠・芹沢激励に発奮

2014年7月27日6時0分  スポーツ報知
  • 18番、グリーンの芝を読む木戸

 ◆女子プロゴルフツアー センチュリー21レディス第2日(26日、静岡・伊豆大仁CC、6531ヤード=パー72)

 恩師に成長した姿を披露した。木戸は1番のピンチを苦手のアプローチでしのいで乗った。「しっかりアプローチで寄せてスタートできて、集中して1日回れたのはよかった」。ピン横2メートルから、サンドウエッジでベタピンに寄せてパー発進した。

 ラウンドしながらコースロープの外に、今季から師事する師匠の姿を見つけた。96年日本プロマッチプレーなど、男子国内ツアー5勝の芹沢信雄(54)だ。「ビックリしました。あれで気が引き締まりましたね」と木戸は発奮した。

 最大の見せ場は7番の第3打。グリーン手前10ヤードからウエッジでランニングアプローチをピタリと寄せて、パーを拾った。見守った芹沢も「まじめでよく練習する。うまくなってきたよ」と褒めた。2週前に芹沢の指導の下、西山らと静岡・御殿場市内で3日間合宿。アプローチ中心の練習で木戸は「スイングの似ている(12年賞金王の)藤田寛之を目指せ」とゲキを受けた。

 首位と2打差の3位に浮上した。12年7月に初優勝を飾ったのは第1回サマンサタバサレディース。「ポジティブにとらえて頑張りたい」。再び新規大会で『初代女王』の座に就く。(榎本 友一)

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