墜落機に住民の一家全員搭乗、悲嘆に暮れる仏の小さな町
2014年07月26日 15:15 発信地:リヨン/フランス
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×アルジェリア航空(Air Algerie)AH5017便の残骸が散らばる、マリ南部ゴシ(Gossi)の墜落現場(2014年7月25日公開)。(c)AFP/ECPAD/EMA/ARMEE DE TERRE
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【7月26日 AFP】フランス中部にある人口550人強の町メネ(Menet)は、アルジェリア航空(Air Algerie)機が西アフリカのマリで墜落したとの報道を受けて深い悲しみに包まれている。住民だったある一家全員が、同機に搭乗していたからだ。
同町の役場に勤めるドゥニーズ・ラベー(Denise Labbe)さんによれば、ブリュノ・カイレ(Bruno Cailleret)さんとキャロリーヌ・ボワナール(Caroline Boisnard)さんは、子どものエルノさん(14)さんとクロエさん(10)2人と一緒に、ブルキナファソへの旅から帰る途中だった。旅行にはボワナールさんの母親も付き添っていたといい、仏南部のマルセイユ(Marseille)に飛行機で帰国する予定だった。
アルジェリア航空AH5017便は、24日未明に乗客乗員116人を乗せてブルキナファソの首都ワガドゥグ(Ouagadougou)からアルジェリアの首都アルジェ(Algiers)へ向けて飛び立った後に消息をたった。途中、激しい嵐に見舞われたとの情報もある。
アルジェリア航空によると、同機にはフランス人51人、ブルキナファソ人24人、レバノン人8人、アルジェリア人6人、スペイン人6人、カナダ人5人、ドイツ人6人、およびルクセンブルク人2人などが搭乗していた。(c)AFP