肌の露出が増える夏。多くの女性が、「むくみのないスッキリした体でいたい!」と望んでいるのではないでしょうか。
しかし、そんな女性の気持ちとは裏腹に、梅雨の時期からのむくみや、夏の冷房などによる冷えからのむくみのせいで、スタイルにいまいち自信が持てないことはありませんか?
日々起こるむくみ一番の対策法は、“マメに”むくみをケアすること。しかし、毎日マッサージやストレッチをするのは一苦労! そんな時こそ、むくみをしっかりケアしてくれる有能食材を選んでみましょう。
■むくみにオススメの成分はカリウムだけじゃない
むくみケアというと“カリウム”のイメージが強く、カリウムが豊富なキュウリや海藻類を摂ることが多いのではないでしょうか。しかし、むくみケアに良い成分は、カリウムだけではありません。一度は聞いたことがあるかもしれませんが、バナジウムをご存知ですか?
バナジウムはインスリン様物質ということで、血糖値を下げる効果が確認されていたり、全身の血流を良くするとされていたりと、むくみケアにオススメなのです。
一時期”バナジウム水”が流行ったことがありますよね。もちろん今も、バナジウム水はよく見かけますが、他のミネラルウォーターよりも値段が少し高いため、毎日飲むことが限られてきます。でも、むくみは毎日発生するため、マメにバナジウムを取り入れたいところ……。
実は、バナジウム水を飲んでいなくても、毎日の食事から平均6〜18μg摂取していると言われています。しかし、むくみ解消を期待するには、およそ80μgのバナジウムが必要とされているようです。
■バナジウムが含まれているのは水だけじゃない
日々摂る食品の中からいうと、バナジウムは牛乳、海草類、青魚、あさりなどにも多く含まれています。とくにあさりは、100g摂ればバナジウムが80μgは摂れるそうです。100gとは、大きめのあさり6個が目安。1回の食事に取り入れることが可能な量ですよね。
また上記の食品よりは含有量が少ないですが、パセリや胡椒などにも含まれます。胡椒は、以前『美レンジャー』の過去記事 「身近な“あのスパイスを足す”だけで!一瞬でダイエット食に変換」でも、ダイエットにオススメであることをご紹介しました。
水以外の身近な食品からも摂取できるバナジウムですが、過剰摂取すると、下痢や腹痛など体にとって有害になる恐れもあります。摂取量を守って、摂り過ぎには注意しましょう。
ボディラインに大きく関わっているむくみ。夏は食欲が減りやすく、代謝も落ちやすいというダブルの落とし穴があります。そんな時こそ、これらの食品をしっかり取り入れて、健康で美しいボディラインを手に入れてみませんか?
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