なんて思っておりましたら、
また暑さがぶり返してきておりますね。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか、
編集長の船平です。
さて、現在ではアクセサリーとしての
要素が強くなっている腕時計ですが、
その本質は時間を表示する道具です。
そして、その道具としての機能を
とことん追求したの軍用時計!
究極の機能美は軍用時計に宿るのであります!!
ハイ、こちら!
タグホイヤーがタグ社と合併する前、
1960年代にホイヤーが製作した
西ドイツ連邦軍用のパイロットウオッチでございます。
どうですかあ、かっこいいでしょ。
グローブを付けて操作することを想定した、
大型の回転ベゼルやプッシャー、
シンプルで完成されたデザイン、
まさに機能美の極致ですねえ。
これが軍用なのか、と思えるほどクオリティが高いです。
そしてこちら、
IWCのマーク12。
1948年に登場し、
イギリス空軍などで使用された名作、
マーク11の後継機でございます。
1994年から1999年までで生産終了しておりますが、
この無駄のない完璧なデザインのバランス…
格好良過ぎます。
1999年にマーク15、2006年にマーク16と、
進化を続けておりますがねえ、
個人的には現行のマーク16よりも、
断然、マーク12のほうがデザインのバランスがいいと思います。
四角い時針やディテールのクオリティも、
そしてちょっとエイジングした質感も、
小振りな16ミリケースも、
やっぱりかっこいいですねえ。
右がマーク12、左がマーク16。
ただいまミリタリーウオッチの大特集を製作しておりまして、
改めてそのかっこよさに感動したのでつい取り上げてしまいました。
そろそろ、撮影スタジオという戦場へ戻りたいと思います。
みなさま良い週末をお過ごしください。
そして台風にご用心!!