抽出時間もずっと眺めていたい…スタイリッシュなティーポット
お茶を「飲む」時間だけでなく「淹れる」時間も楽しめます。
せっかくのリーフティーならティーボールに詰め込んで熱湯に浸すのではなく、ティーポットで美味しく淹れたいもの。茶葉がきちんと対流し、美味しさが全部引き出されますからね。Joey Rothさんがデザインしたこのティーポット、Sorapotは美味しくお茶を淹れることができるのはもちろん、その佇まいが美しく洗練されているのが特徴です。
ステンレスとガラスが組み合わさったポット内では、蒸らす過程で茶葉がくまなく広がり、沸騰したお湯がちゃんとその表面に触れるようになっています。Rothさんは他にもセラミック製スピーカー(や植木鉢)をデザインしていますが、この力作にはフォルムや素材を吟味するのに4年(4年間も! )もの歳月を費やしたそうですよ。
ティーポットとしてデザインの美しさもさることながら、なんといっても秀逸なのはガラスの使い方。茶を淹れるための器を、さながら茶葉が泳ぐアクアリウムのショーへと変えてしまったんですから。285ドル(約2万8,940円)でプレオーダーが可能です。ティーポットにしては高価かもしれませんが、キッチンの一角を占める粋なアートとしての価値はありそう。

工芸茶を淹れて、花が開いてゆくのを眺めてみたいものです。
source: Joey Roth
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(たもり)
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