和歌山城石段にハートの落書きで逮捕
2014年7月26日6時0分 スポーツ報知
和歌山西署は25日、国の史跡に指定されている和歌山城の石段に、自分の名前などを彫ったとして文化財保護法違反容疑で和歌山市の運送業手伝い・中筋洋平容疑者(38)を逮捕した。
和歌山市によると、落書きがあったのは、かつてあった櫓(やぐら)に続く石段の途中。「ハートマーク」を挟んで容疑者のフルネーム「中筋洋平」と、タレント・森泉の名前が彫られていた。容疑者は同署の調べに「森泉さんが好きだから自分の名前と一緒に彫った」と供述している。落書きされた場所は、木の根が、石段を上ろうとする小さな人のように見えることで知られ、テレビ朝日系バラエティー「ナニコレ珍百景」でも紹介された。
和歌山西署は6月に落書きされた「中筋洋平」の名前を手がかりに捜査し、逮捕にこぎ着けた。落書きは市が修復した。