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ロシア極東で森林火災相次ぐ
7月25日 23時46分

ロシアの極東や東シベリアの広い範囲で森林火災が相次ぎ、サハ共和国やイルクーツク州では、地元政府が非常事態宣言を出して、警戒を呼びかけています。

ロシアでは、極東から東シベリアの広い範囲で、例年よりも雨が少ない状態が続いて空気が乾燥し、森林火災が相次いでいます。
このうち、極東のサハ共和国では25日現在、中心都市のヤクーツクなど34か所で火災が起きています。
地元政府は非常事態を宣言し、2300人の態勢で消火活動に当たっていますが、火の勢いは収まっておらず、これまでに、東京23区の面積を上回る7万3500ヘクタールが燃え、少なくとも200人が避難しているということです。
森林火災は、東シベリアのイルクーツク州やブリヤート共和国でも相次いでおり、地元の林業庁は、東シベリア全体で10万ヘクタールを超える森林が燃えているとしています。
ロシアの極東や東シベリアでは今後も空気が乾きやすい状態が続き、被害が拡大するおそれがあることから、地元政府が警戒を呼びかけています。

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