狂気の家で


学習障害と発達障害を持つ夫と、意に沿わない結婚をし、舅姑にいびられ続け、喀血、痩せ細って、入院。
舅の没後、何年も経って、手が付けられないため、病院に連れて行ったところ、
薄々、わかっていたが、姑に精神病と認知症の診断がおりる。
離婚話に応じてもらえず、実の両親の猛反対の四面楚歌の状況で、離婚に至るまでの経緯。







辛かった生活を、慰めてくれていた
愛猫です。
もう13歳。
精悍さはありませんが、のんびりした
良い子です。

引っ越した翌日だったか、翌々日だったか、自転車で出かけた。
午前10時頃、幹線道路の歩道を走っていた。
アパートから、300メートルあるかどうかの距離。

対向車のトラックが、クラクションを鳴らした。

? 走行の邪魔になる筈がないのに。

振り返ると、元夫、Bの会社のトラックだった。
勿論、運転していたのは、Bだ。

息がとまる思いがした。

もう見つかった・・・。
何故? 何で?

Bの担当地区から、外れた筈の場所。
Bが担当する店舗がない場所を選んだ筈なのに、どうして!?
生活の便が、多少、不便になるのを覚悟で、Bの営業担当地区以外に
決めたのに、探していた?

いや、違う筈だ。
いくらBでも、仕事を放り出して、私が引っ越したと思われる地域を
あてもなく走り回ることはないだろう・・・。

理屈ではわかっていても、見つかってしまった以上、この近辺に
引っ越したことは、ばれてしまった。
泣きたい気持ちで、所用を済ませて、アパートに帰った。
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家を出るまで、殆ど口を利かない生活だった。
Bからの金銭の請求と、私から、作った夕食の連絡程度。

アパートに引っ越して、一日目の朝を迎えた。

まだ、普通の家庭は、起き出す前の時刻に、メールが届いた。

にゃあにゃとむうむは、どうしていますか?

猫にかこつけて、何を言おうと言うのか?
不愉快になって、返信せずに、メールを削除した。

元夫のBは、朝が異様に早い仕事で、午前3時に目覚ましを鳴らしていた。
けれど、私が朝食を用意しようが、体が起きていないと言って
背中を丸め、腕をだらんと垂らした原人のような姿勢で
パジャマのまま、ぼーっとテレビを眺め続け、時間が迫ってくると
大慌てで着替えをして、飛び出していく生活。

朝の4時や5時前に、メールを送りつけてくるのは、非常識でもあったが
そんな時刻に、夫がメールを打つこと自体、異様に思えた。

まさか、離婚して、生活費を自分で払い続けながら、Bのための
家事を死ぬまで続けるとでも、思っていたのだろうか。
私が猫を飼えるアパートを見つけるまで、と断わってあったのに。

メールは、何日も続いた。
ストレスから、私の喘息はひどくなり、嘔吐を繰り返した。
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