2014年7月26日09時24分
NTTドコモは25日、6月に始めた通話定額の新料金プランで、契約数が601万件を超えたと発表した。携帯の番号持ち運び制度(MNP)を使った他社への流出にも一定の歯止めがかかり、加藤薫社長は「成長軌道の確立に向けて順調な滑り出しだ」と話した。
新プランの契約数は今年度中に1千万件を超えるとの見通しも示し、加藤社長は、昨秋のiPhone(アイフォーン)導入前までの「ひとり負け」の状況から抜け出しつつあるという見方を強調した。
この日発表した2014年4~6月期決算は、売上高が1兆753億円(前年同期比3・4%減)、本業の稼ぎを示す営業利益が2096億円(同15・3%減)だった。通話を多くする人が通話定額の新プランに率先して移行したことで音声収入が減り、利用料を割り引く「月々サポート」も減収につながった。
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