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 出版科学研究所は25日、今年上半期の出版物の推定販売額が8267億円で、前年比5・9%減と過去最大の落ち込み幅だったと発表した。同研究所は「雑誌、書籍ともに落ち込みが大きかった。書籍は4月からの落ち込みが激しく、消費増税の影響が目立つ」としている。

 書籍の推定販売額は4094億円で前年比5・5%減。雑誌は4173億円で前年比6・2%減、新しく47誌が創刊され、78誌が休刊した。

 書籍・雑誌の販売額は1996年の2兆6564億円をピークに、昨年は1兆6823億円に縮小した。