今日は支部の遺言関係の研修会(研究会)でした。
私はすっかり忘れていました。
ここ数日私は見積もりを出した会社から早く正式な依頼が来ないかな、という事ばかり考えていました。
しかし先方から「見積もりは急いでいない」とか「8月か9月になってからの話です」と事前に聞いていたので、先週の金曜日に連絡した見積もりに対して、まだ正式な依頼が来なくても不思議ではないのでした。
また他の事務所にも見積もりを出させているという事も正直に教えてくれたので、私より安い見積もりを出した事務所があれば当然そこに依頼をされるでしょう。
ところでここ数日の猛暑でぐったりしていたところに支部の先輩行政書士から電話があり、今日、遺言関係の研修会(研究会)に来るか?と聞くので、ああ?行きますよ、と、とっさに答えたところ、それなら研修会場で渡す物があるから、と言って電話を切ろうとされました。
そこで私がこの見積もりの件について少し話したところ(この先輩にはこの件について色々相談しておりました)、私が役所に聞き忘れていた事を指摘され、私は青くなりました。
先週の木曜日と金曜日(会社に見積もりを連絡する前)に散々役所や団体に手続きや手数料について聞いたのに、まだ聞いていない事があったのです。
さらに見積もりの金額を書いたメモを見ていたら、とんでもない計算間違いをしておりました。
書くのも恥ずかしい基本的な計算間違いでした。
そのおかげで会社に連絡した見積もりが割高になってしまっていたのです。
さすがにこんなバカ高い見積もりを出していたら正式な依頼など来ないだろうと思いながら、会社の担当者の方に電話して、正直に見積もりに誤りがあった事を話し、もう一度新たに見積もりを出させてほしい旨話しました。
私は今日の遺言関係の研修会(研究会)は休もうと思っていました。
すると担当者の方はもう一度見積もりを出す事に承知してくださり、また、丁寧な口調で見積もりは明日にでも連絡してくれれば良い、との事でした。
私はホッとして遺言関係の研修会(研究会)に出席しました。
私にはお客さんに対して”ええかっこしい’ところがあり、お客さんが特別見積もりを急いでいないのに、私のほうから今日中に出して連絡します!などと言ってしまい、さらにその見積もりが間違っていたという事で、自分から墓穴を掘ってしまいました。
しかし「8月か9月になってからの話」で助かりました。
明日間違いのない見積もりを連絡します。
先週の金曜日に連絡した見積もりよりかなり安くなります。
あまりの金額の差に会社が呆気にとられないように祈るだけです。