知らないと損する!戦略的、めんどうな人の動かし方5選!  はてなブックマーク - 知らないと損する!戦略的、めんどうな人の動かし方5選!

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もっと、周りの人が言うこと聞いてくれたらなあ。自分の思い通りに、相手が動いてくれたらなあ。そうため息をついてしまうことが、ないでしょうか?

P.2
正直、もっと人望や役職があれば、人を動かせるかもしれません。

しかし本書にはこうあります。

影響力がないなら、頭を使おう。この50の作戦で動かない相手はいない!



今日は本『戦略的、めんどうな人の動かし方 』から、人を動かす5つの戦略を紹介します。





1. 現場百万回作戦

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四の五の言わないで、何度でも足を運ぶ。一度断られたからってめげないで、あと100回頼み込む。相手がやってくれるまで、丹念に丹念に、しつこくしつこく、確認・催促する。これです。
「もっと魔法のようなワザを教えてもらえるかと思った」と拍子抜けしているかもしれませんね。ですが、この基本をきちんと実践できている人は少ないのです。

P.17
「だから言っただろ!」という説教をする人がいますが、相手が分かるまで伝える必要があった、と言えるのではないでしょうか。

伝わっていなければ、伝える側に責任があるのです。

一度言ったから自分に責任はない、というわけにはいきません。


2. イイキリ作戦

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相手に何かを頼んでも、煮え切らない返答ばかりされるとき、時にははっきりと断定してあげることも必要です。
たとえば「A案とB案で迷っているんですよね……」と悩む得意先。そこへ「A案はこういうメリットがありますが、一方B案にもこのようなメリットが……」と 懇切丁寧に説明するのはよしましょう。そういうときは、きっぱりと「私がおすすめするのは断然A案です。後悔はさせません!」と言い切ってしまうことでス ムーズに話が動きます。(中略)
よくレストランで「シェフのおすすめ」「迷ったらコレ!」と書いてあるメニューを目にすると思いますが、あれも「イイキリ作戦」の一種です。

P.42
なかなか決められないで悩んでしまう人には、これが良いですね。

先日私が服屋で2つの服で迷っていると、店員さんがこう言うんです。

「私ならこちらですね」

それに背中を押されて決断しました。


3. 一目瞭然作戦

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百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、話して聞かせるより、食べさせたり、実際に体験させてあげたりしたほうが、人は強く影響されます。(中略)
サンプルを実際に見せたり、聞かせたりすることの効果は、五感にダイレクトに訴えかけられるところにあります。

P.62
これ、すごく重要ですね。

仲間と主催する勉強会の打ち合わせをしているとき、「こういうワークをやると、こうなるはずだ」という話になります。

しかし感覚的に「違うんじゃないか」と感じることもあります。

ただなぜ違うのかを言語化できなかったり、根拠がなかったりすると、言っても説得力がありません。

そこで「実際に今やってみようよ」というわけです。

ああだこうだと話しあうよりも、実際にやってみれば一目瞭然なのです。


4. 君はどうしたいの?作戦


とにかくなんでも「相手に言わせる」。「ああしろ、こうしろ」とこちらから命令や指示をするのではなく、「君はどうしたいの?」と問いかけることで相手のコミット・約束を引き出す。「指示」ではなく「問い」で動かす作戦です。(中略)
この作戦には大きく3つの効果が期待できます。
まずひとつには、自分が楽チンという点。来たボールをそのまま投げ返して、相手に下駄を預けるので一息つけます。(中略)
次に「自分で口にするので相手がその気になり、モチベーションが上がる」ということ。自分で言い出したことは、人に言われたことより実現度が高いのです。

P.150
「指示」「命令」よりも「質問」をすると、相手が動き出します。

言うことを聞かない部下や子供に困っている方へ!「指示」「命令」より「質問」のほうが効果的な5つの理由


5. 共通の敵作戦

共通の敵を仕立て上げることで、いまひとつ友好的ではない相手と足並みをそろえることができます。
たとえば、「◯◯部長にも困ったものですよね。ここはひとつ、僕たちでいいところを見せましょうよ」と持ちかける。

P.173
共通の敵がいれば、自分と相手は敵ではなくなるのです。

自動車の営業マンなら男性客に「一緒に奥さんを説得しましょう!」と持ちかけたり、客先で「上司がOK出さないかも」と言われたら「何とか御理解いただけるよう、一緒に頑張りましょう!」と言ってみる。

すると、協力して同じ方向へ向かうようになるわけです。


まとめ

よくビジネス書など読む方や、心理学やコミュニケーションに詳しい方にはよく知っている内容が多いかもしれませんが、それらをこの1冊に詰め込み、かなり分かりやすく、「使える」形で紹介してくれている点に価値を感じます。

とても読みやすいので、週末・週明けに入手して1日でざっと読んでしまえば、翌日から活用できますよ。

実はこの記事でも本書で学んだことをいくつも活用しています。本書を読んでからまたこの記事を見ると、ニヤニヤしてもらえるかもしれません。


職場でも家庭でも、なかなか他人は自分の思い通りにはいかないものですよね。

しかしそんなめんどうな人とも、私たちはうまくやっていくしかないのです。

あなたはこの本を読んで、もっと人を動かせるようになりたいですか?




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