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その「平均」は疑った方がいい…平均が必ずしも当てにならない理由

何かのデータがあると、思わず平均値がそのデータの代表値だと考えてしまいますが、「平均」がいつも当てになるわけではありません。むしろ、当てにならないことの方が多いかもしれません。

更新日: 2014年07月25日

randoseruさん

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▼ 「 平均 」 がいつも当てになるわけではない・・・

Photo by Hemera Technologies / AbleStock.com

真ん中よりも「下」なのか「上」なのかは平均値でははかれません

平均はあてにならないんだよなぁ。分布が全然わからないんだもの

平均値は必ずしも適切な 「 代表値 」 ではないことを理解しておく

データの 「 分布状況やデータの尺度 ( 数字の持っている特性 ) 」 によって、平均値は必ずしも適切な代表値ではないということです・

▼ 平均が当てになるのはデータが 「正規分布」 している時

自然界や人間社会の事象は、十分に標本数を多くとれば、正規分布に近づくものが多い。典型的には身長や体重の分布、試験の点数など

言葉で表すと、「左右対称で平均を中心に左右に裾野を持つ、釣鐘や富士山のような形をしているカーブ」ということになるでしょうか

▼ 平均は突出した値 ( 外れ値 ) に大きな影響を受ける

突出して高い数値の人がいると平均値は引き上げられます

平均を出すとき、異常な値段が付く選手の影響がデカいから(?)

Photo by Dynamic Graphics / liquidlibrary

下限の数値は0ですが,上限は1億だって100億だって場合もある

金額に関連するデータは、最頻値<中央値<平均値となる傾向がある

貯蓄額や資本金等,金額に関連するデータは右に歪んだ分布をよく持つ.この時,一般的に,最頻値<中央値<平均値となる傾向がある

▼ 異常値がある/必要なデータが含まれていない場合がある

役職者の給与が、平均年収に含まれていないのです・・・

この数字を見ても、大卒総合職の年収はわかりません

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