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りそな 実質国有化時の公的資金完済へ
7月25日 22時11分

大手銀行の「りそなホールディングス」は、国から投入されている公的資金のうち2000億円近くを新たに返済すると発表し、これによって経営が悪化した平成15年に投入され、グループが実質的に国有化されることとなった2兆円近くの公的資金の返済が11年かけて終わることになりました。

発表によりますと、「りそなホールディングス」は、国から投入された公的資金のうち1960億円について、今月30日に、預金保険機構から株式を買い取る形で返済するということです。
「りそな」は不良債権処理の遅れなどから経営が悪化した平成15年に1兆9600億円の公的資金の投入を受け、実質的に国有化されました。
今回の返済でこの1兆9600億円の返済が11年かけて終了することになり、国が持っていた議決権もなくなります。
今回の返済で、「りそな」に残る公的資金は実質的な国有化よりも前に投入を受けていた1280億円のみとなり、「りそな」では平成30年3月末までに段階的にすべて返済する方針です。

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