未来シアター
毎週金曜夜11時30分~放送
「前田健太」 「広島東洋カープ 投手」
主題歌「NEVER LOSE/EXILE」広島カープの「マエケン」こと前田健太、26歳
ノーヒットノーラン、沢村賞
あらゆる栄冠を手にした絶対的エース
前田の凄さ・・・それは、
ストレート、カーブ、チェンジアップ、スライダーと、
全ての球種が“超一級の勝負球”であること
バッターは、狙い球を絞ることができない
さらに満塁といったピンチで発揮される“強さ”こそ、
前田の真骨頂
得点圏被打率の低さは急界屈指
そんな逆境に強い前田は、
いつしかこう呼ばれるようになった…「マケヘン」
負けない男の視線の先にあるものとは…「負けない男」
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球界一の負けず嫌いといわれる前田
その性格がゆえに、負けた日は人一倍、落ち込むという
支えとなってくれるのは妻の早穂さん
夫のために何かできないか…
少しでも参考になればと始めたのが、
成績とともに解説者のコメントを細かくメモすること
さらに、料理にも夫を助けるための秘密がある
それは“から揚げ”
ある時たまたまこのメニューを出したら見事試合に勝利
以来、前田のリクエストで登板前日に必ず出される
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そんな縁起をかつぐ前田には、数々のルーティンがある
例えば、登板日の服装は“白星”にかけて白いTシャツ
グラウンドに入る時は、まず塩で体を清める
そして、ご存知…マエケン体操
ラインを必ず左足で跨いでマウンドへ
プレートに祈り、胸に手をあてて祈る
最後に、両手を広げて屈伸し、準備完了
マウンドで第一球を投げるまでに数えきれないほどの
ルーティンをこなす
自分のリズムを作ってマウンドに上がれるように、
全ては勝つために行っていること
勝利にこだわる前田
8年前のドラフト会議で田中将大が注目を浴びる中、
同い年の前田が放った言葉がある
「同級生は田中とか良いピッチャーがいるので、
全員に負けたくないです」
しかし、そんな鼻っ柱の強いルーキーを待っていたのは
手痛いプロの洗礼だった
思うように成績が残せず苦しむ日々
そこで取り組んだのが、ピッチングの革新
前田は、新たな武器となるスライダーを習得した
鋭く横に変化するスライダーに加え、
手首の角度を変えることで縦にも落とすことができる
今や前田の代名詞となった変幻自在の魔球
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チーム、そして球界のエースとなった前田
その胸には、ひとつの夢がある
それは、「カープ23年ぶりのリーグ優勝」
今シーズン、チームは序盤こそ首位を独走したが、
6月に入りその勢いは失速
9連敗を喫し、首位からも陥落した
そんな中、若手の投手陣で集まった食事会の席で、
エースとしてチームメイトを鼓舞する前田の姿が・・・
前田が入団してから去年まで全部Bクラスだった広島
弱いと言われることへの悔しさもあったという
チームを優勝に導きたい
互いに優勝への想いを確認し合った
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悲願の優勝へ…その重責を担う前田
この日の対戦相手は、プロ初勝利を狙う大物ルーキー
松井祐樹のいる楽天イーグルス
エースとして絶対に負けられない
相手のピッチャーゴロを見事なフィールディングで
切り抜けた前田 負けない男の本領発揮
そんなエースの力投にチームメートも応える
結果は、見事勝利を収めた広島
この先もまだまだ負けられない戦いが待っているが、
優勝を掴み取るため仲間と共に、前田は戦い続ける
「浅井英夫」 「ねじ職人」
主題歌「あーだこーだそーだ!/ウルフルズ」世界中から熱い注目を集める「二足歩行ロボット」
精密なロボットの動きを大きく左右するもの。
それは・・・
「ねじ」
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急速に進化する二足歩行ロボットの世界で
実に「シェア70%」を誇る「ねじ」を生み出す革新者。
浅井英夫「ネジで未来を創り出す町工場のカリスマ」
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埼玉県草加市にある「浅井製作所」。
ここで浅井は、45年前の創業当時から使われている、
年季の入った機械で、「たったひとり」ねじを作っている。
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一見、すべて機械まかせに見えるが
ここまでに至る調整段階に熟練の技が必要とされる
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浅井は、大手メーカーから個人まで、
オーダーメードで、たった1本のネジでも引き受ける。
形も大きさも様々。
多い時で月に100種類以上のネジをたったひとりで作りあげる
少数の注文をうける理由は一生を「ものづくり」に捧げた、父の言葉
「職人だったら、作れるものはなんでも作れ」
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その噂が広まり浅井にロボット業界が注目
関節などで通常のネジを使用すると
設計によっては、ネジ山がぶつかり可動範囲が狭くなってしまうことがあった。
そんな注文に応えたのが、この「超低頭(ちょうていとう)ねじ」。
ロボット界の第一人者、高橋智隆(ともたか)氏も浅井のねじのユーザーの一人
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ロボット業界だけでなく、
アンティークのハンドメイドリールや
スマートフォンケースなど、
浅井のねじは様々な幅広い製品に使用され、
強く支持されている